ブランドUSA ラテン系米国人文化に焦点を当てたオリジナル番組『アメリカーノ』放映開始
『アメリカーノ』は、広告代理店Vice社傘下のクリエイティブエージェンシーであるVirtue社と、「シン・シティ」や「フロム・ダスク・ティル・ドーン」「エル・マリアッチ」など、映画で数々の受賞歴を誇るメキシコ系アメリカ人のロバート・ロドリゲス映画監督が主宰するエル・レイ・ネットワークが共同設立したフルサービスのクリエイティブ・エージェンシー「LA REYNA」社が手掛けたオリジナル番組である。
本番組の放映開始を記念し、現地時間の14日午後8時よりYouTubeチャンネルにて3つのエピソードを独占公開。出演者とのライブチャットも実施した。
画像提供：Brand USA
『アメリカーノ』を構成するのは5つのエピソード。オースティン（テキサス）にはじまり、ロサンゼルス（カリフォルニア）、NYCのクイーンズ地区、ツーソン（アリゾナ）、サンタフェ（ニューメキシコ）に暮らすラテン系住民コミュニティの豊かで多様性に富んだ歴史やストーリーを紹介している。
これらの作品にはアーティスト、シェフ、ミュージシャン、アスリート、クリエイターなど、その土地で影響力のあるラテン系米国人の独自の視点を通じた、彼らが暮らす、文化・民族的に複雑に入り組んだ土地や場所の魅力が描き出されている。
なお、GoUSA TVのアプリは、Apple iOSまたはアンドロイドフォンでダウンロード可能。また、動画コンテンツは「Roku」「Apple TV」「Amazon Fire」「YouTube」などで視聴できる。
『アメリカーノ』 5つのエピソード
■ エピソード1 「テキサス州 オースティン」
「ワイルド・ウエスト」から昨今のエネルギッシュなハイテク・ブームタウンの時代まで、ラテン系住民の文化をルーツに持つパイオニア的存在を維持してきたテキサス州のオースティン。本エピソードでは、歌手のセレーナ・ゴメス氏のファンコミュニティーやバケーロ（スペイン語で「カウボーイ」の意）、タコジョイント、バーベキュー、さらに全米で人気の音楽番組「オースティン・シティー・リミッツ」やSXSWを生み出した伝説的な独立系映画や音楽シーンまで、テキサス州に暮らすラテン系住民「テハーノ」の世界を探訪する。
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■ エピソード2 「カリフォルニア州 ロサンゼルス」
コンプトンからハイランドパークまで、ロサンゼルスを縦断し、映画、料理、美容界で活躍する3人のアメリカーノのストーリーを追う。多様な文化的側面が明確に描写され、自らが暮らす街の影響を深く享受する登場人物らを通じて、ロサンゼルスの街にラテンアメリカ文化が深く溶け込んでいる様が見て取れる。
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■ エピソード3 「ニューヨーク市 クイーンズ地区」
ニューヨークシティーのクイーンズ地区は、移民によって形成された世界的に有名な歴史的行政区。「文化のるつぼ」とも言える同地区には、国際色豊かな料理が楽しめるレストランが多数ある。本エピソードではノスタルジックなジャンルをブレンドしたDIY音楽に乗せ、大都市ニューヨークの視点からこの地に根づくラテンアメリカ文化を探索する。
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■ エピソード4 「アリゾナ州 ツーソン」
4つの異なる山脈に囲まれたツーソンの文化は、メキシコのルーツとソノラ砂漠の景観の強い影響を受けている。自生するメスキートの木の上で調理される料理から、ソノラ山脈にかつて居住した先祖の物語を伝えるダンスまで、砂漠とともに生き抜いてきたツーソンを描く。
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■ エピソード5 「ニューメキシコ州 サンタフェ」
スペイン人がアメリカ大陸に足を踏み入れる以前、サンタフェのダウンタウンにある広場は先住民族の主要な交易場所で、サンタフェの歴史は文化と未来への希望と多様な経験を融合させながら形成されてきた。本エピソードでは、プエブロの建築物や料理、音楽を通じて、アメリカ南西部の「パリ」と呼ばれるサンタフェに惹かれたアメリカーノを紹介する。
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