イタリア政府、日本からの入国措置を緩和
在イタリア日本大使館の発表によると、イタリア政府は14日、日本からイタリアへの入国に関係する措置等を規定するイタリア保健省命令による日本からの入国措置を緩和した。
この有効期間は2021年5月16日から7月30日までで、具体的な措置(一部)としては
- 2021年3月2日首相令により、日本は原則イタリアへの入国を禁止する同首相令のリストEからリストDに変更され、日本からイタリアへの入国の原則禁止は解除された。
- 日本を含むリストⅮの国や地域からイタリアに入国する場合、入国72時間以内に行ったPCR検査(スワブ検体による分子検査)、もしくは抗原検査の陰性証明書類の提示が義務づけられる。
- また、フランスやドイツ、英国等欧州諸国を多く含むリストCの国・地域からイタリアに入国する場合は、緊急政令第52号第9条に則り「Covid-19 グリーン証明書」=イタリア入国前48時間以内に行ったPCR検査(スワブ検体による分子検査)、もしくは抗原検査の陰性証明書類の提示が義務づけられ、提示がない場合は10日間の自己隔離と合わせ、隔離後のPCR検査、もしくは抗原検査が求められる。
本命令の詳細は、在イタリア日本国大使館作成の抄訳や本命令原文、緊急政令第52号の抄訳は、以下の在イタリア日本大使館のウェブサイトで確認ができる。なお、5月14日現在、日本から海外への観光を目的とする渡航は、日本側によりまだ「渡航中止勧告(レベル3)」となっている。
COVID-19. NORMATIVA ITALIANA
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Ambasciata del Giappone in Italia
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