サウジアラビアの魅惑のマウンテンリゾート「Desert Rock」がデザインを公開
ザ・レッド・シー・デベロップメント・カンパニー(TRSDC)は、持続可能な開発に新たなスタンダードを生み出し、サウジアラビアを観光ディスティネーションとして印象づける高級かつリジェネラティブなリゾート「レッド・シー・プロジェクト」の開発推進のために設立された、サウジアラビアの公的投資基金(PIF)が100%出資する非公開の株式会社だ。サウジアラビアの西海岸沿いに広がる28,000平方キロメートルの未開拓地、および海域でプロジェクトの開発を進めている。
現在、同社が着手しているのが、世界で最もドラマチックな砂漠風景の中にある高級マウンテンリゾートの「Desert Rock」。山の斜面の岩肌に組み込まれたこのリゾートからは、眼下に山の渓谷が、頭上には満天の星空が広がる。さらに敷地内には、圧倒的な広さを誇る砂漠砂丘をはじめ、山や渓谷、休火山、そして古代の文化遺跡が残された場所もある。そこにホテルや住宅、レジャー・商業・エンターテインメント施設が建設される。
開発の第1段階は順調に進行しており、2023年末までには完了が見込まれている。
そのザ・レッド・シー・デベロップメント・カンパニーはこのほど、サウジアラビアの壮大な自然の美しさとナバテアの伝統を称える「Desert Rock」のデザインを初公開。客室は、ゲストのニーズに合わせた48のヴィラと12のホテルスイートを建設。見事な技術によって掘り出された岩肌にも客室が設けられ、部屋でくつろぎながらサウジアラビアの絶景や美しい星空が眺められる。
リゾート建築の一環として活かされている独特な岩の形は、数千年前の一連の激しい地殻変動によって生み出されたもので、自然の美しさを保ちつつ、エネルギー消費の削減、生態系の向上、原生植物の再生などを考慮して進められている。自然と持続可能性が一体となったこの革新的な建築モデルは、他に類を見ない滞在を提供する。
また、リゾート内にはワールドクラスのスパやフィットネスセンター、リモート・デスティネーション・ダイニングエリア、ラグーン・オアシスなどの、最新の設備が完備される。
リゾートの入口があるのは、隠れた谷間を通った先。リゾートに向かうほとんどの道路はメインとなるワジの端に沿っており、地平に広がる丘に隠れるため途切れることのない景色が楽しめる。また、音や光の影響も最小限に抑えられ、周囲に広がる広大で美しい砂漠風景を存分に堪能できる。
訪問者は、地域コミュニティメンバーとのツアーに参加可能。その土地について学びながら、ハイキングが楽しめる。また、敷地全体のアクティビティプログラムとしてバギーカーの貸し出しも行い、リラクゼーションとアドベンチャーの双方を求めるツーリストにとっては、休暇を過ごすのに理想的な場所となる。
The Red Sea Development Company
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