美食の王国、スロヴェニア (後編)
スロヴェニア特集「美食の王国、スロヴェニア」の後編、「小さなワイン大国、スロヴェニア」をアップいたしました。
今回のテーマはワイン。スロヴェニアのワインの歴史や、スロヴェニアが世界に誇るカルスト産ワインについてリポートしています。
人口わずか200万人の国なのに、ワインの消費量はなんと世界第7位。そのほとんどが国内で消費されてしまうため、日本ではなかなかお目にかかることができませんが、実際に飲んでみるとその品質の高さに驚かされます。
今回、取材にご協力いただけたのは、ピラン近郊にある「ヴィナクラス・セジャーナ社」。このワイナリーでは、あの探険家マルコ・ポーロの著書にも登場する「テラン」という品種のワインや、特殊な赤土から作られるクラス地区ワイン「テラントン」などを試飲させて頂きました。その味はもちろん、コストパフォーマンスも抜群です。
まだ日本のインポーターさんが入っていいないワイナリーですので、北東イタリアやイストラ半島を訪れる機会があれば、ぜひ足を運んで味わってみて下さい。
今回はカルストワインをご紹介していますが、スロヴェニアには「モヴィア」という18世紀からの歴史を持つ名門ワイナリーもあります。スロヴェニア最高位とも評されるこのワイナリーのワインは生産量が非常に少なく、あのチトー大統領も愛飲していたという実力なのだそうです。こちらはまた別に機会を設けて、皆さまにリポートができればと思っています。
スロヴェニアの取材リポートはこれで終了となりますが、実は今年はスロヴェニアにとって特別な年。ということで、最後にもう一つだけ記事をアップさせていただく予定です。
それでは、「小さなワイン大国、スロヴェニア」をお楽しみ下さい。
アルプスの真珠 スロヴェニアの旅
小さなワイン大国、スロヴェニア
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(写真はイメージです)
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