フィジー政府観光局、持続可能な取り組みに向けた「Bin It Or Bag It」キャンペーンを始動
フィジー政府観光局が今月10日にスタートした「Bin It Or Bag It」キャンペーンは、フィジーで暮らす、訪れるすべての人に対し、ゴミの処分に対して責任を持つことを呼びかけるというもの。具体的には「ゴミはゴミ箱へ」、ゴミ箱がない場合は「ゴミを袋に入れて持ち帰り、適切に処分する」ことを推奨し、フィジー政府観光局は「非常にシンプルだが、これはフィジーの美しい自然環境を守るための重要な一歩」と強調。ゴミのないコミュニティの促進を目指す。
本キャンペーンの実施にあたり、フィジー政府観光局では自分の家である貝殻を常に持ち歩く小さなヤドカリ「カシカシ」をキャラクターに起用し、キャンペーンスローガンが入ったリユーザブルバッグを製作。フィジー全土のジャックス・オブ・フィジーやスーパーマーケット(MH & Max ValueやExtra Supermarket)、この運動に賛同するホテルなどで配布、また地元のミュージシャン「Kuki」による、キャッチーなキャンペーンソングも制作された。「Bin It Or Bag It」キャンペーンは今後、屋外広告、新聞、ラジオ、デジタルプラットフォームを通じ、広く展開していく。
フィジー政府観光局のブレント・ヒルCEOは、「この取り組みは持続可能な観光への私たちのコミットメントを具現化し、フィジーの環境を守るための共同の責任を表しています」とコメント。すべての人がこのスピリッツを受け入れ、行動していくことを奨励している。