ドイツ観光、新たに加盟するメンバー3社を発表
ドイツ観光局は、2024年11月21日に開催された第106回理事会において、ランドオペレーター「クオニイツムラーレ」と「ベルリン・ドイツ博物館」は2025年1月1日付で、ドイツの伝統的なクリスマス玩具専門家の「ケーテ・ウォルファルト」も2025年2月1日付でメンバーに加えることを、満場一致で可決したと発表した。
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これによりドイツ観光局のメンバーは、16の連邦州の観光マーケティング組織、32の企業、15の団体・協会・マーケティング連盟、さらに世界的な販売およびマーケティングネットワークを支援するスポンサーが16団とあわせ、合計で63団体となる。
この結果を受け、ドイツ観光局のペトラ・ヘードルファーCEOは、「ドイツ観光業界を支える中小企業に対して、ドイツ観光局メンバーシップを通じて主要な国際市場で観光オファーを宣伝するための専門的なプラットフォームを提供しています。同時に私たちのメンバーは、ドイツの観光提供の高い品質基準を象徴しています。観光国ドイツを国際競争の中で品質の高い目的地として位置づけることを共に目指します」とコメントしている。
年明けに加盟が決定した3社は、以下の通り。
ドイツ観光局 新メンバー紹介
クオニイツムラーレ（2025年1月加盟）
世界33ヶ国で1,500人以上の専門家を擁し、宿泊施設、送迎、ガイド、レストラン＆ケータリングなどのサービスを扱うランドオペレーター。パートナーに向け周遊旅行、教育旅行、会議、インセンティブ、カンファレンス、オーダーメイドツアーなどの包括的なソリューションを提供している。
JTBグループの欧州部門であるJTBヨーロッパグループの一員で、ドイツインカミング企業連盟にも加盟。100年以上にわたるデスティネーションマネージメントの経験を活かし、グループ旅行からMICEサービス、会議まで幅広い製品とソリューションを展開している。
クオニイツムラーレ ドイツ・オーストリア地区代表のモニカ・リーカー氏は、今回の加盟決定を受け「ドイツ観光局との今後のより緊密な協力を非常に楽しみにしています。私たちは、ドイツという多様性に富んだ旅行先をお客様に紹介し、個別に設計された旅行体験でインスピレーションを提供するという目標を共有しています。この分野には大きな可能性があり、ドイツ観光局のグローバルなネットワークと当社の国際的な存在感を活かすことで、ドイツへの旅行をさらに促進するための理想的な基盤を作り出します」とコメントしている。
Kuoni Tumlare
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ドイツ博物館（2025年1月加盟）
2023年6月、ベルリンにオープンした没入型かつインタラクティブな設計が特徴の博物館。これまで歴史に触れる機会が少なかった人々に、ドイツの歴史や文化を体感的かつ簡潔に学ぶ場を提供している。多くの参加型展示が体験できる同博物館は、ドイツ初の「世界最高のテーマ博物館」としてTHEAアワードを受賞している。
Deutschlandmuseum Berlin, Foto: David Weyand CC BY-ND 4.0
ドイツ博物館のロベルト・リュッケル代表取締役は、「ベルリンにある没入型博物館『ドイツ博物館』は、多くの受賞歴を誇るドイツの歴史の基礎を学びながら楽しむことができる第一の拠点。ドイツ観光局と協力し、国際的なゲストにドイツの歴史を紹介していきたいと考えています」とのコメントを寄せている。
Deutschlandmuseum
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ケーテ・ウォルファルト（2025年2月加盟予定）
伝統的なクリスマス装飾やギフトに特化した企業。ローテンブルクの歴史的旧市街に大型専門店を構え、クリスマス博物館を運営している。また、ニュルンベルク、バンベルク、オーバーアマガウ、ベルリン、ハイデルベルク、リューデスハイムなど、ドイツ国内の観光地をはじめ、フランス、ベルギー、スペイン、イギリス、アメリカでも店舗を展開。国内外のクリスマスマーケットでは、高品質なクリスマス装飾品とあわせ、エルツ地方の民芸品や伝統的な装飾品を紹介している。
© DZT/Dietmar Scherf
マーケティング・コミュニケーションディレクターを務めるタクマ・ウォルファルト氏は、「1981年から継続的にドイツ観光局のイベントに参加してきました。今後はドイツ観光局メンバーの一員として、世界中からドイツを訪れる人々にドイツの伝統的なクリスマスが持つ特別な魅力を体験いただけることを、大変嬉しく思います」とコメントしている。
Käthe Wohlfahrt
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