ブルージュに18世紀の邸宅を改装したブティックホテルがオープン
ベルギー北部のフランダース地方にあるブルージュは、観光スポットとしても人気がある世界遺産の町。歴史漂う町の中心部、グルーニングミュージアム近くに、先ごろブティックゲストハウス「エベレルムス」がオープンした。
ダイバー運河の畔に佇む「エベレルムス」は、18世紀の邸宅を改装した小さなホテル。中世の家を繋ぎ合わせ、数年かけて改装。寄木細工の床やエントランスホールのタイル、壁紙などは、邸宅として使われていた300年前の物が丁寧に修復されている。中庭にまで響いてくる走り去る馬車の音は、まるでタイムスリップしたかのような、昔のブルージュを想像させる。

©︎Stefanie Faveere
客室は全4室。それぞれにフランダースの巨匠らが使用した<絵の具の色>が名づけられており、それらすべてがこの建物で使われていたという。
うち「ケルメス」「オルビメント」「マラカイト」の3室はダイバー運河に、かつての厩舎を改装した「アズーロ」は中庭に面している。その他、各室にエレガントなヴァレリー・バルコスキーのベッドリネンやセラックスのデザインアイテムが用意されている。ダイバー運河は、2階のラウンジからも見晴らせる。
朝食は、庭に面したブレックファストルーム(夏期は中庭)で提供。冬はサロンでアフタヌーンティも楽しめる。
EVERELMUS
客室 |
全4室 |
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料金 |
1室 EUR 600〜(2泊、朝食付) |
住所 |
Dijver 15, 8000 Bruges |
URL |
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宿泊条件 |
ハイシーズンは最低2泊 |
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