ブリュッセル・フロラリアと春の花めぐり
「ブリュッセル・フロラリア」は、春にグロート・ベイハールデン城（グラン・ビガール城）の庭園で1ヶ月間だけ開園されるベルギー最大の球根花のフラワーショー。ブリュッセルからわずか8キロの場所で、毎年100万株以上のチューリップやスイセン、ヒヤシンス、ムスカリ、そしてユリなどが見事な咲き誇り、訪れるものの目を楽しませている。
14ヘクタールの庭園には300種のチューリップをはじめ、800種以上の様々な花が鮮やかな彩りを見せ、さながら壮観な花絵巻といったところ。芝生の緑とのコントラストも美しく、庭園の散歩道をゆったりと楽しむのがお勧めだ。
また、樹齢100年の大木の下には原生チューリップ、ツツジ、シャクナゲ、ブルームスカリなど、野生の花のじゅうたんが一面に広がる。
この庭園の起源は、ベイハールデン城主であった侯爵夫人ヘレナ・ヒヤシンス・ド・ボーイスコートが、フランス式庭園を造園家F.J.ドロンスにベルサイユ宮殿やヴォー・ル・ヴィコント城の庭に造らせた1731年にまで遡る。そして、1902年には庭園の一部が、国王レオポルド二世のために数々の公園を整備した造園建築家ルイ・フックスによって英国式庭園に造りかえられた。大きな温室にはブーケやフラワーアレンジメントが展示され、毎週1万本以上の生花が取り寄せられる。また、グロート・ベイハールデン城の塔や礼拝堂も公開されている。
Floralia Brussels / 10de Internationale bloembollententoonstelling
開園日 |
2013年4月5日～5月5日の毎日 |
|---|---|
時間 |
10：00～18：00 |
場所 |
グロート・ベイハールデン城 （グラン・ビガール城） |
ウェブサイト |
（写真はイメージです）
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