冷戦時代の東西ドイツの国境を見る「ポイントアルファ」
2014年はベルリン壁崩壊25周年、2015年は東西ドイツ統一25周年の記念すべき年に当たる。
大戦後の冷戦世界、東西ドイツ分裂時代にフルダに近い東西ドイツ国境地帯には、ワルシャワ条約機構軍の侵攻を防ぐための西側にとって最も重要な戦略基地である米軍のポイントアルファ監視基地があった。
その場所は現在、旧国境を跨ぐ博物館となっており、西側のポイントアルファでは米軍兵舎、監視塔、戦車、壁など屋内展示が行われ、東側には旧東ドイツの国境施設、監視塔、2003年に開館した博物館の国境の家がある。ここは戦後の歴史と、起こったかもしれない第三次大戦を肌で感じられるスポットである。
フランクフルトから136キロ、フルダから33キロの場所にあるポイントアルファ監視基地へは、車が便利。鉄道を利用する場合は、フルダよりヒュネフェルトまで11分、バスでアルファポイントまで22分。バスは2時間に1本運行している。
Gedenkstätte Point Alpha
開館 |
毎日(12~2月のみ月曜休) |
---|---|
入場料 |
EUR 5.00 |
ウェブサイト |
(写真はイメージです)
関連記事
- None Found