パリの国立ピカソ美術館がリニューアル

2014年11月12日 掲載

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パリのピカソ美術館が30年ぶり、およそ5年におよぶ大改装を経て、2014年10月28日にリニューアル・オープンした。
場所はパリ3区(北マレ地区)にある17世紀建造の「オテル・サレ」。「ガベル」塩税の収税吏だったピエール・オベールが建てたヴォー・ル・ヴィコント城と肩を並べる豪奢な建物で、ほどなくして「塩の館」を意味する「オテル・サレ」と呼ばれるようになった。

ここに収蔵されているピカソ作品は5,000点余り。その内訳は絵画が300点、彫刻は250点、印刷物と版画が3900点となっている。1973年に亡くなったピカソの遺族が、70年台にフランスに寄贈した作品をベースに構成されている。ピカソは多作な作家として知られているが、同美術館の膨大なコレクションはその規模の点においても重要なものとなっている。

パリのピカソ美術館へは、メトロ1号線のサン・ポール(Saint-Paul)、もしくはサン・セバスチアン・フロワサール(Saint-Sebastien-Froissart)、メトロ8号線のシュマン・ヴェール(Chemin Vert)で下車。なお、ピカソ美術館は南仏のヴァロリス、およびアンティーブにもあるので、合わせて訪れてみるのも良いだろう。

Le Musée Picasso Paris

開館時間

〔火~日〕 11:30~18:00 (土・日のみ 9:30~)
〔第3金曜のみ〕 ~21:00 

休館日

月曜、1/1、5/1、12/25

料金

〔一般〕 EUR 11.00 (第1日曜は無料)

ウェブサイト

http://www.museepicassoparis.fr


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