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ブダペストの公共交通機関を利用する際の注意
2011年11月10日 掲載
ハンガリーの公共交通機関は良く整備されており、中でもブダペストの公共交通機関は、欧州でも特に良く整備された交通機関の一つとなっている。
だが、外国からの旅行者にとってブダペスト交通局の乗車券制度が誤解されることがあり、時には検札職員により罰金を科せられるケースも発生している。
検札職員には拘束する権限はないのだが、警察官が到着するまで留まらせる権限は持っている。こうしたトラブルを避けるためにも、以下のような点に注意が必要となってくる。
地下鉄を利用する場合はプラットホームへ降りる前、またバスやトラム、トロリーバスなどは、乗車直後に乗車券を速やかに改札機に通し、忘れずに乗車券を有効化する。また、その有効化した乗車券は乗車中は常に携帯し、検札職員の求めがあった場合に提示する。
地下鉄相互の乗換えや、乗り継ぎ乗車券を使用する場合を除いては、乗り換えの都度、新たな乗車券の有効化が必要となる。ブダペスト・カードやトラベル・カードと呼ばれる期間内ならフリー乗車が可能なクーポンタイプの乗車券の利用がお勧めだ。
これは補足だが、ウィーンやプラハなど近隣国の公共交通機関は、ゾーン運賃制をとっているので、一定条件の基、ゾーン内であれば乗換えが自由にできるが、ブダペストの場合は、乗り換えごとに新たな乗車券が必要となる。
地下鉄駅などで購入できるトラベル・カードには、24時間、72時間、7日間の3種類がある。おおむね24時間券の場合は5回、72時間券の場合は12回、7日券の場合は15回乗車すれば元が取れる。
情報提供:ハンガリー政府観光局
画像・動画:(C) Mari Wakai
(写真はイメージです)
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