ペーチに「ジョルナ・クオーター」がオープン
2010年にペーチ市が「欧州文化の首都」となったことを記念し、「ジョルナイ・クオーター」の建設が進められてきたが、この程工事が完了し、12月初旬に一般公開される運びとなった。
磁器窯ジョルナイ工場に隣接するこの「ジョルナイ・クオーター」には、美術館、人形劇劇場、プラネタリウム、不思議の宮殿、さらにペーチ大学の芸術学部と人文学部がオープンする。また、建物の外観は原型を保ちながら改修され、現在も操業を続けている工場とともに産業遺産として機能している。
これに合わせて「ジョルナイ家の墓所」も公開され、1870年から1910年にかけて制作された 600以上の磁器製品が展示されている「シコルスキーの館」と並び、クオーターで最も注目すべき施設となっている。
美しいジョルナイタイルや磁器で装飾されたこの墓所は、ジョルナイ・クオーターから徒歩で7~8分のところにあり、特に冬至の正午には天頂からの太陽光により、釉薬エオシンが美しい輝きを放つ。
Zsolnay negyed
ウェブサイト |
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アクセス |
ペーチ駅前からバス31、もしくは43系統を利用し、4つ目のバス停「Zsolnay Negyed」で下車。所要時間は約10分。または旧市街の中心セーチェーニ広場から徒歩で約20分。 |
(写真はイメージです)
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