フュッセンに誕生した「バイエルン王博物館」
2011年9月、ノイシュヴァンシュタイン城で有名な南ドイツのフュッセンに、新たな名所が増えた。それがホーエンシュヴァンガウ城の麓にオープンした「バイエルン王博物館」だ。
「メルヘン王」ルートヴィッヒ二世と伝説に焦点を当てたこの博物館だが、ルートヴィッヒの存在というのは、中世の勃興期の王から今日のバイエルン王継承者まで、ヴィッテルスバッハ歴代王の歴史の一部にしか過ぎない。
そこで、同博物館では」ルートヴィッヒ二世の謎に包まれたその生涯だけでなく、ヴィッテルスバッハ治世下のバイエルン、美術工芸品、民俗衣装、有名なミュンヘンのオクトーバーフェストなど、王家の歴史と密に関係するテーマに関する展示も行われている。いわば「歩いて見る家系樹」だ。また、かつてのグランドホテル・アルペンローゼの建物群にある博物館には、アルプ湖に臨んでミュージアムショップとレストランも併設されている。
この「バイエルン王博物館」をノイシュヴァンシュタイン城やホーエンシュヴァンガウ城の見学と組み合わせる場合、ホーエンシュヴァンガウ・チケット・センターで城と博物館がセットになったコンビチケットを購入するのがお薦めだ。
Museum der bayerischen Könige
開館時間 |
〔4~10月〕 毎日 09:00~19:00 |
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入館料 |
〔大人〕 EUR 8.50 〔学生〕 EUR 7.00 |
住所 |
Alpseestrasse 27, 87645 Hohenschwangau |
ウェブサイト |
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問い合わせ先 |
Tel:+49-8362-9264640 Fax:+49-8362-887201 |
(写真はイメージです)
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