今年のブリュッセル・フラワーカーペットのデザインは「花鳥風月」
ブリュッセルでは2年に1度、グランプラスにフラワーカーペットが作られる。20回目を迎える今年のフラワーカーペットは、日本・ベルギー友好150周年を記念して日本をイメージした絵柄。乃村工芸社(東京)の鈴木不二絵氏が手がけたデザインにはサクラ、マツ、ツルやコイ、波など、日本の美をイメージした「花鳥風月」があしらわれている。
フラワーカーペットの大きさは、縦75メートル、横25メートルの1800平方メートル。当日は100人ほどのボランティアがデザイン画に合わせて一気に生花を埋め込み、フラワーカーペットを仕上げていく。
完成後はゲント郊外で20余りの農家が栽培しているベゴニア約60万本のほか、今回はダリア、草、樹皮などが広場を埋め尽くす。また、8月12日の21時30分からのオープニング・セレモニーでは、光と音のショーやプッチーニのオペラ『蝶々夫人』も行われる予定だ。
日本・ベルギー150周年という特別な年に開催される、「日本」がテーマとなった特別なフラワーカーペット。ぜひブリュッセルで鑑賞してみたい。市庁舎のバルコニーは有料となるが、地上からなら無料で見物できる。
Tapis de fleurs de Bruxelles / Bloementapijt van Brussel 2016
開催期間: |
2016年8月12~15日 |
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会場 |
グランプラス (ブリュッセル) |
ウェブサイト |
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備考 |
<市庁舎のバルコニーからの見物>
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(写真はイメージです)
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