2018年1月公開予定のドイツ映画『はじめてのおもてなし』
先日、2018年1月にシネスイッチ銀座にて公開予定のドイツ映画『はじめてのおもてなし』の試写会にお招きを頂きました。
結論から言うと、かなり面白い作品でした。難民を受け入れたファミリーの物語を通じて、難民問題はもちろん、ドイツ富裕層の暮らしぶり、「自由」と「寛容」をモットーとするドイツ社会の良さや社会問題、矛盾までもがコメディータッチで良く描かれていると思います。
ヨーロッパ映画は、全般的に内容が重めなものが多いのですが、街並みも含め映像が明るいので、爽やかさすら感じられます。私が最近観たドイツ映画の中では、群を抜く楽しさでした。当然の事ながら字幕もありますが、ドイツ語も比較的わかりやすい印象だったので、ドイツ語学習者にも向いているかも知れません。ぜひ劇場でご覧下さい。
あらすじ
ミュンヘンの閑静な住宅地に暮らすハートマン家のディナーの席で、母アンゲリカは難民の受け入れを宣言。教師を引退して生き甲斐を見失った彼女は、夫リヒャルトの反対を押し切って、ナイジェリアから来た難民の青年ディアロを自宅に住まわせる。家族ははじめてのおもてなしに張り切るが、大騒動が起きてしまう。さらに、ディアロの亡命申請も却下に。果たして、崩壊寸前の家族と天涯孤独の青年は、平和な明日を手に入れることが出来るのか──?(出典:『はじめてのおもてなし』公式サイトより)
Willkommen bei den Hartmanns
公開予定 |
2018年1月 |
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劇場 |
シネスイッチ銀座 |
ウェブサイト |
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