ザルツブルクの環境に優しい新型トロリーバス「オーブス」

2024年06月06日 掲載

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ザルツブルクの街中を、快適かつ安全に多くの乗客を運んでいるトロリーバス。1940年の開通当時、わずか1路線だったトロリーバスは現在12路線に、さらに12路線のバスが市内と郊外を結んでいる。
2019年、そうしたザルツブルクのトロリーバスに、新技術が搭載されたHESSの新型車両「オーブス」が加わった。


Salzburg Obus

© Salzburg AG



新型「オーブス」は、架線からのドッキングを解除し、バッテリー電力のみで走行。100%再生可能エネルギーで走るため、汚染物質の排出量は0%。さらにGPSを使用したエネルギー管理システムが導入されており、速度、勾配、重量、天候などの位置ベースのルート情報を収集し、このデータを使ってバッテリーの充電動作を制御。ウンタースベルク山のあるグレーディヒの町まで、往復約10キロを架線なしでの走行を可能にした。

市バスのチケットは、

 ・1回券、9〜17時利用1回券(前売り/5枚綴り)
 ・1回券(車内で購入すると割高)
 ・1時間券(バス停にある自動販売機でのみ販売)
 ・24時間パス
 ・1週間パス(使用開始日は自由)
 ・1ヶ月パス(使用開始日は自由)


と用途に応じて選べる数種類がある。いずれもキオスクや交通局のサービスセンターで購入できるが、やはり観光なら「ザルツブルクカード」は必須アイテム。観光スポットへの入場が無料になるだけでなく、公共交通機関までカバーされているので利便性が高い。詳しくはこちらを参照。

OBUS - Salzburg AG

URL

https://www.salzburg-ag.at/bus-bahn/stadtverkehr/obus-albus.html

情報提供:ザルツブルク市観光局


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