地下鉄や市電、バスでウィーン探訪

2012年11月20日 掲載

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市内のすべての道路の37パーセントに、公共交通機関が走っているウィーン。これは大都市にとって非常に喜ばしい数字であり、卓越した公共交通機関によるものだ。モビリティ調査研究によると、ウィーンに住む全世帯の3分の2で少なくとも家族の1人が常時、公共交通機関を利用。とりわけ市民に人気が高いのが地下鉄で、ラッシュアワーにも、マイカーに代わる「市民の足」として利用されている。

ウィーン市交通局の運行網は地下鉄5路線、市電28路線、バス90路線は、全長937キロメートルにもおよび、2020年までには毎年延べ10億人が市交通局の交通機関を利用する見込みだという。また、2010年9月からウィーンの地下鉄は、週末(金曜と土曜)および祝日前夜に終夜運行するようになっており、夜間の地下鉄は15分間隔で運行され、通常料金で利用が可能。また、バス路線は、地下鉄の終夜運行と調整されている。

様々な路線の持続的延長と環境保護への投資は、最も重要な基本方針となっている。旧市街を走行するバス路線は2013年夏から完全電化され、起動・停止は充電ステーションは終点の停留所に設置された押しボタンで行われる。地下鉄と市電の新型車両でもブレーキ・エネルギーが回収され、節電効果を高めているという。

そうした発達した公共交通機関を持つウィーンを観光する際、最も便利なのが「ウィーン・カード」だ。オーストリア自動車クラブと17のパートナークラブが、16のシティカードについて2012年10月に実施した比較調査で、ウィーン・カードの優秀性が実証された。19.90ユーロのウィーン・カードは、ウィーン市交通局のすべての交通機関に有効な72時間フリーパスとなり、博物館・美術館、ホイリゲ、カフェなどで210以上の特典がある。公共交通機関のチケットのみを利用したいという人は、地下鉄駅の自動販売機が11ヶ国語で利用できる。

Wiener Linien

ウェブサイト

http://www.wienerlinien.at

情報提供:ウィーン市観光局

画像・動画:(C) ウィーン市観光局


(写真はイメージです)

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