10周年を迎えるシシィ博物館
2004年4月24日、ウィーン・ホーフブルク王宮の一角にオープンした「シシィ博物館」。それからおよそ10年、600万人もの人々が訪れ、エリザベート皇妃の生涯を彩る約300点の展示品を見学している。
開館10周年に当たる今年は、皇帝夫妻の部屋見学コースの2室で、特別展「シルク-レース-アーミン」を開催。今回初めて2つのドレス、ヘアドレッシング用のガウン、入浴用ガウン、アーミンのケープとマフのセット、肌着、様々なアクセサリーなど、伝説的な皇妃のワードローブが同時公開されている。
中でも注目すべきは、2012年にオークションで購入された、エリザベート皇妃の娘婿が所蔵していたドレス。ドレスは目立たない衣装箱に収められ、他にも皇妃ゆかりの品々が、その箱の中で眠り続けていた。
この衣装箱と中に保存されていた品々は近衛兵の間に展示され、その他の衣装、肌着、毛皮などは謁見の控えの間で紹介されている。
Seide - Spitze - Hermelin
会期 |
2014年4月24日〜2015年2月1日 |
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場所 |
ホーフブルク王宮 (ウィーン) |
ウェブサイト |
(写真はイメージです)
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