アルベルティーナ美術館で「エゴン・シーレ展」開催

更新日: 2017年01月18日

情報提供:ウィーン市観光局

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挑発的でメランコリック、そして極めて主観的であると同時に寓意的な作品を描いたエゴン・シーレ。そんなシーレの没後100周年に先立ち、ウィーンにあるアルベルティーナ美術館では、2017年2月22日から包括的な特別展を開催する。


Egon Schiele

エゴン・シーレ作『クルマウの古い家』(1914年) (C) Albertina, Wien



エゴン・シーレ(1890~1918)は、グスタフ・クリムト、オスカー・ココシュカとともに、オーストリア現代美術への道を切り拓いたパイオニア的な存在。美術アカデミーで学んだ直後、シーレはまずユーゲントシュティールに近づき、とりわけグスタフ・クリムトを手本とした。しかし、クリムトが素描を絵画作品のためのアイデア、下描き、スケッチとして扱ったのに対し、シーレは紙に描いた作品を独立した美術ジャンルと考えた。

そうしたシーレの人体を中心とする描写対象は、力強く明快なラインで描き出され、確かな輪郭で対象を捉えながらも、大胆かつ視角と誇張された身振りや表情、あるいは断片化によって異質な世界を生み出している。シーレは1910年以降、そのスタイルと描写方法を急速に変え、顔の表情や身振りが抑制され、様式化されていった。


Egon Schiele2

エゴン・シーレ作『坐る男女』(1915年) (C) Albertina, Wien



創作期間はわずか10年だったにもかかわらず、シーレは驚くべき数の作品群を遺している。最後は、第一次世界大戦に支配されたものとなったが、完全に見捨てられた人間存在に対する悲観的な認識を明確に表現。男女間の隔たりは、シーレにとって克服し難いものであり、作品のテーマも生と死のアレゴリーへと移っていった。

アルベルティーナ美術館には、世界で最も重要とされるシーレのコレクションのうち、紙による作品が160点、13冊のスケッチブック、さらにはドキュメントや思い出の品々が所蔵されている。

Egon Schiele

会期

2017年2月22日~6月18日

場所

アルベルティーナ美術館

ウェブサイト

http://www.albertina.at

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