ブルージュの「聖血の行列」
ユネスコの世界無形文化遺産に登録されているブルージュの「聖血の行列」は、中世のベルギーを華麗に再現するお祭り。
その起源は12世紀の第2回十字軍遠征の際、当時の公主であったフランドル伯爵が、エルサレムからキリストの聖血を持ち帰ったという言い伝えに由来。フランドル伯は居城近くのブルグ広場に聖血礼拝堂が建立され、聖櫃が納められた。その後、市民たちが聖櫃に敬意を表し、城壁周辺を行列する習慣ができたという。
毎年「キリスト昇天祭の日」に行われるこのパレードでは、ブルージュの市民たちが聖書の中のエピソードを再現。十字軍騎士をはじめとする中世の装束を纏い、町中を練り歩く。また、当時の華やかな宮廷の様子も再現され、最後にフランドル伯が登場する。
het Heilig Bloed te Brugge
開催日 |
2014年5月29日 |
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開催地 |
ブルージュ |
ウェブサイト |
(写真はイメージです)
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