ブリュッセル王宮、夏の特別公開
クーデンベルグの丘(ブリュッセル)に、現ベルギー国王の執務宮および迎賓館として使われている「王宮」がある。この王宮は毎年、夏休みの時期に特別公開されている。
この宮殿のある場所に、かつて神聖ローマ帝国のカール5世が住んでいた。当時の建物は、1731年の火災により焼失したが、1780年代のオーストリア統治時代にネオゴシック様式の建物が4つ造られた。
その後、統治者となったオランダ国王ウィレム1世の時代に2つの内部の建物が柱廊で結ばれ、ベルギー国王レオポルド2世の御代に現在のような姿になった。
王宮内部を順路に従って進むと、後半に「鏡の間」がある。そこに『ファーブル昆虫記』の著者のひ孫にあたるベルギー出身の現代アーティスト、ヤン・ファーブルが手掛けた緑のスカラベの羽で彩られた天井とシャンデリアがある。
2016年の王宮公開日は、7月22日から9月4日まで。通常は見られない絢爛豪華な王宮の内部が、無料で見学できる貴重な機会をお見逃しなく!
Koninklijk Paleis te Brussel - Openstelling voor het publiek
Palais Royal de Bruxelles - Ouverture au public
公開期間 |
2016年7月22日~9月4日 |
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入場料 |
無料 |
ウェブサイト |
(写真はイメージです)
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