2017年2月、ブリュッセルに「小便小僧」の衣装ミュージアムが誕生!
ブリュッセルを象徴するマスコットといえば、17世紀にデュケノワによって作られた「小便小僧」。地元では「ジュリアン坊や」の愛称で親しまれている。
世界中で知られるようになったジュリアン君に、各地から様々な衣装が贈られてきて、その数は今や950着を数えるまでになった。現存する最古の衣装は、1747年にフランス王ルイ15世から贈られたもので、フランス軍兵士がブリュッセル市民が大切にしていた小便小僧を盗もうとした事件への謝罪の意味が込められていた、と言われている。
2017年2月4日、そのジュリアン君の衣装を集めた「小便小僧の衣装ミュージアム」が新たにオープンする。場所は、小便小僧のある噴水前の通りに面した「Rue du Chêne 19番地」。館内は、衣装を寄贈した団体や背景から、7つのテーマ(地理、民族、チャリティと市民団体、商業、有名人とキャラクター、スポーツとデザイナー)に分けられ、ワードローブから100点以上もの衣装が展示される。
なお、現在「ブリュッセル市博物館」内にある小便小僧の衣装を展示するスペースは新ミュージアム開館後、小便小僧が有名になった歴史的な背景や、ブリュッセル市との関わりについての解説に変更される。
この2つのミュージアムでは共通入場券が発売される予定。両方を制覇して、小便小僧博士になってみよう!
GardeRobe MannekenPis
開館予定日 |
2017年2月4日~ |
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住所 |
Rue du Chêne 19. 1000 Brussels |
ウェブサイト |
(写真はイメージです)
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