平和度指数は日本より上!チェコは世界で6番目に安全な国

2016年08月31日 掲載

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Praha

(C) Michal Vitásek/CzechTourism



2016年6月、英国の経済平和研究所(Institute for Economics and Peace)が発表した「世界平和度指数 第10版」で、9位につけた日本を上回り、チェコ共和国が第6位にランキングされた。

世界で6番目に安全な国!世界平和度指数


「世界平和度指数」(Global Peace Index: GPI)とは、世界各国の平和度を複合的な指標で評価する指数のこと。世界人口の99.7パーセントをカバーする地域について、正確なソースから入手した23の指標からランク付けが行われ、年に一度発表されている。テーマは「安全性のレベル」にはじまり、「社会の安全性とセキュリティ」、そして「国内、国際紛争のレベル」の軍事化度の広範な3点で、近年では休暇先を決定する重要な判断基準にもなっている。

163ヶ国が評価対象となった2016年の世界平和度指数ランキングでは、チェコは永世中立国のスイスやスウェーデンをも上回り、これまでの最高順位を獲得。さらに近隣諸国を見てみると、ドイツが16位、ポーランドが22位となっており、チェコの安全性の高さがより際立った形となった。また、中欧8ヶ国が世界のトップ20位にランクインしたことにより、<中欧は世界で最も平和で安全な地域>であることが証明されたとも言えるだろう。

チェコとイスラム教徒


チェコ国内のイスラム教徒数(出典:PewResearchCenter “5 facts about the Muslim population in Europe”)は約11,000人で、人口の0.1パーセント以内となっている。周辺諸国と比べてもイスラム教徒数は少なく、またチェコにいるイスラム教徒は教養があり、経済的にも豊かな人々である。

ヨーロッパのシリア難民の状況


チェコは、難民の移動ルート(出典:www.businesssinsider.com, 2016)から外れている。また、国内に滞在するシリア難民の数(出典:UNHCR 2016)も、人口10万人当たりで1~4人と周辺諸国に比べ圧倒的に少ない。さらに2009年以降、チェコ国内においてテロ事件は発生しておらず、また周辺諸国に比べて難民や移民が少なく情勢が安定している。

チェコ共和国は・・・
  • 2009年以降、テロ事件が発生していない
  • 宗教テロにかかわる逮捕者は1名
  • 民主化度が高い(113ヵ国中29位)
  • 盗難の発生が少ない
  • 救急車の到着が早い

ヨーロッパの中でも安全性の高いチェコ共和国。そんなチェコの美しい景色を見に、旅に出かけてみよう!

チェコ政府観光局 公式ウェブサイト

URL

http://www.czechtourism.com/jp


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