一度は食べてみたい!フィンランドの冬の一品
ロヒケイット
フィンランドで最もポピュラーな冬の定番料理と言えば、サーモンのスープ「ロヒケイット」。サーモンのフィレや茹でたジャガイモ、ネギがゴロゴロ入ったヘルシーでクリーミーなスープで、どんなシーンにも合う。
アクセントになっているのは、トッピングされたディル。どこに行っても食べられるこの料理は、鮭に馴染み深い日本人には特に人気の一品である。余談だが、フィンランドでサーモン・フィッシングといえば、ラップランド。冬釣りが体験できるベストスポットとなっている。
グロッギ
「グロッギ」は、クローブやシナモン、しょうがなどのスパイスが香るホットワイン。フィンランドのクリスマスシーズンには昔から欠かせないもので、イルミネーションが光り輝くクリスマスマーケットなどで飲まれている。
アルコール入りとノンアルコールの両方があり、スパイスを追加したり、アルコールの種類を変えると、バリエーションが広がる。カクテルのベースにもなる一方、ノンアルコールであれば子どもも味わえる。
ポロン・カリストゥス
トナカイの煮込み「ポロン・カリストゥス」は、フィンランド北部ラップランドの郷土料理。砂糖漬けのコケモモやコケモモのジャム、ラップランドのアーモンドポテトで作られたポテトクリーム、キュウリのピクルスなどを添えていただく。
特有のクセや臭いを取り除くため、材料となる薄切りのトナカイ肉はたっぷりのバターでゆっくりと煮込む。ラップランドを訪れたら、忘れずに味わっておきたい一品である。