Visit Finland が「サステナブル・トラベル・プログラム」を本格始動 ~ <サステナビリティ>を旅行の新常識に

2020年12月17日 掲載

このエントリーをはてなブックマークに追加
はてなブックマーク - Visit Finland が「サステナブル・トラベル・プログラム」を本格始動 ~ <サステナビリティ>を旅行の新常識に
Share on Facebook
Post to Google Buzz
Bookmark this on Yahoo Bookmark
Bookmark this on Livedoor Clip
Share on FriendFeed



Sustainable_Finland_Label_CMYK_tm



フィンランドは、小さいながらも <世界で最もサステナブルな国トップ10> に選ばれている国。国土の7割近くが森林で、188,000もの湖があることから、欧州域内で最も豊かな淡水資源を持ち、また世界で最も空気がきれいな国としても知られている。

「サステナブル・トラベル・フィンランド プログラム」は驚くほど人気があり、新型コロナウィルス感染症(Covid-19)による世界的なパンデミックが起こる以前から、Visit Finland が掲げる目標を大きく上回る反響があった。500以上の企業と観光地がプログラムに申込みをし、すでに57の企業と1つの観光地がプログラムを修了し、認定を受けている。


Posio

ポシオ、リーシトゥントゥリ © Visit Finland




ラップランドの秘宝、ポシオ

Visit Finland が国内で進めている「サステナブル・トラベル・フィンランド プログラム」は、サステナブルで<責任ある旅行>が新常識となり、広まることを目標としている。そのプロジェクトの認定を受けた初めてのデスティネーションが、ラップランドのポシオ(Posio)である。

ポシオは、ラップランド地方にある人口3,000人弱の自然を愛する小さなコミュニティ。「ラップランドの秘宝」とも呼ばれ、地元企業は何年にもわたり、積極的にサステナビリティに取り組んできた。「サステナブル・トラベル・フィンランド」の認証を受け、グリーンデスティネーションズとそのパートナーによって組織された2020年の「サステナブルなデスティネーション TOP100」リストにも掲載されている。

その魅惑的な風景が旅行者の心を鷲掴みするポシオでは、 自然のありがたみが再発見できる。リーシトゥントゥリ(Riisitunturi)とシュオテ(Syöte)の国立公園、コロウオマ渓谷(Korouoma)、「ラップランドのリビエラ」とも呼ばれるリボヤルヴィ湖(Livojärvi)、ペンティック=マキ(Pentik-mäki)文化センターは、<自然と文化の共生>のためのユニークな環境を作り出している。  



Suomenlinna

世界遺産「スオメンリンナ」 © Juha Kalaoja / Visit Finland




ラップランドでは、世界で最もクリーンなスキー施設を目指し、カーボンニュートラルな活動をしている「ピュハ・スキーリゾート」もこの認証を取得している。また、ヘルシンキの海岸沿いにある世界遺産スオメンリンナ(Suomenlinna)、群島国立公園とトゥルク(Turku)間でシーカヤック体験を手配する「アーバメリ」、野外展示や火で淹れたコーヒー、美味しいバター風味のフィンランド風クレープなどで定評のある湖水地方のカフェレストラン「Silent People Meadow」でも、サステナブルな体験ができる。

なお、Visit Finland 日本支局代表の沼田晃一氏は、「『サステナブル・トラベル・フィンランド』は、海外旅行需要の回復に適しているタイムリーなプログラムであるといえる。日本でも業界団体や旅行会社との協議を進めており、新型コロナウィルスの感染状況を鑑みながら、フィンランド大使館敷地内に新設された多目的イベントホール『メッツァ・パビリオン』にて、自然・テクノロジー・サステイナビリティをテーマにしたイベントを実施し。今後も継続的にこのテーマについて発信をしていく」と述べている。

Sustainable Travel Finland

ウェブサイト

https://www.visitfinland.com/sustainable-finland/sustainable-travel-destinations/


このページの先頭へ