200周年を迎えた「ビアガルテン」

2012年07月02日 掲載

このエントリーをはてなブックマークに追加
はてなブックマーク - 200周年を迎えた「ビアガルテン」
Share on Facebook
Post to Google Buzz
Bookmark this on Yahoo Bookmark
Bookmark this on Livedoor Clip
Share on FriendFeed



南ドイツのバイエルン地方、中でもビールの町として知られるミュンヘンでは、市民にとって欠かせない憩いの場がビアガルテン(ビアガーデン)だ。

このビアガルテンの歴史は、ビール地下倉から直接市民にビールを売ることを許可したバイエルン王マキシミリアン1世の時代にまで遡り、今年はそれからちょうど200年周年に当たる。

当時、このビアガルテンで販売されていたのビールだけで、おつまみなどの食べ物は持ち込みが自由であった。冷蔵庫が無い時代、地下倉の上にはマロニエが植えられた。つまり、本来の「ビアガルテン」とはマロニエの木陰でビールを飲み、食べ物は自由に持ち込める庭、ということになる。

ミュンヘンにはこうした純粋なビアガルテンが110もあり、さらにビアホールやレストランの庭(ここでは食べ物は持ち込み不可)が1100ある。今夏、英国庭園中国塔ビアガルテンフェスト(7月8日)や、ヴィクトゥアリーエン市場祭り(7月21日)などでは、この「ビアガルテン200周年」を記念した祝賀イベントが予定されており、バイエルン音楽やダンスの伝統文化に触れることができる。

200 Jahre Biergarten in München und Oberbayern

ウェブサイト

http://www.200yearsbeergarden.com

情報提供:ドイツ観光局

画像・動画:(C) Krause, Johansen


(写真はイメージです)

関連記事

    None Found

新着記事


このページの先頭へ