2014年はベルリンの壁崩壊25周年
2014年と15年は、ドイツにとってとても重要な年である。
25年前、旧東ドイツ市民の民主と自由を求める非暴力抗議運動により東ドイツが倒れ、ベルリンの壁が崩壊。無血で東西ドイツの統一が成し遂げられた。ドイツではこの2年のプロセスを「平和革命」と呼び、来年再来年と記憶を新たにする多くの行事が予定されている。
革命の発端は、1989年10月9日にライプツィヒで起こった平和デモ。同市で毎年10月9日に行われる「光の祭典」には、国内外から多数の観光客が訪れている。今年から来年にかけては、ベルリンの壁の道を歩いたり、冷戦時代の東西ドイツ国境の跡を訪ねるなど、ドイツ近代史を肌で感じるのにも、絶好の機会といえるだろう。
(写真はイメージです)
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