ドイツ観光が欧州の競争の中で地位を強化

2015年03月24日 掲載

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berlin


2014年のドイツのインカミングは、欧州の観光競争の中で大きく成長し、地位をさらに確固たるものとした。
国際的ツーリズム調査会社であるIPKインターナショナルのワールドトラベルモニター発表の最新の数字によれば、ドイツにはヨーロッパから5000万回の旅行があり、スペイン(5500万回旅行)に次いで再び第2位にランキング。2013年比で4%の増加をみたドイツは、後続の国々との差をさらに広げた。フランス(+1%、3700万旅行)、イタリア(+2%、3400万旅行)、オーストリア(+1%、2500万旅行)。

「デスティネーションとしてドイツ観光は2014年にはすぐれた結果を示すことができましたが、それ以上のものがありました。休暇旅行の分野で7%という増加があり、欧州の平均+4%と比べて明らかに平均以上の成長を収めることができました。それだけではなく欧州の競争の中でクラシックな休暇旅行デスティネーションとしての地位を確保したのです」と、ドイツ観光局のCEOであるペトラ・ヘードルファーは述べ、さらに「短期休暇旅行は1250万と3%増加する一方、4泊以上を伴う長期休暇旅行は12%という著しい成長があり、1550万を記録しました。」と加えた。

「また、ドイツへの旅行者は、より若くなってきている傾向が見られました。15~34歳の層は2013年に8%、2014年に11%も増加。2014年に明らかになった第3番目のトレンドは、ヨーロッパからドイツを訪れる旅行者のオンライン志向です。カスタマージャーニー(消費プロセス)の全過程の中でインターネット利用の割合がさらに10%増加し、純然たる情報検索からオンラインブッキングへと至る傾向が高まってきました」と述べている。

欧州トップ市場で抜群の人気のドイツ


欧州の送出国の中で、デスティネーションとしてのドイツが抜群の成長を遂げている。ドイツにとって最重要市場であるオランダでは、2014年はアウトゴーイング全体では1%の微弱なプラスであったが、ドイツへの旅行はプラス2%となった。
スイス人の外国旅行は+5%で、ドイツへは+7%を達成した。成長し続ける潜在力のあるポーランドのアウトゴーイングは8%で、ドイツへは9%のプラスであった。2014年に外国旅行が1%減少したオーストリアだが、ドイツへは5%という高い伸びを示した。

インカミングの経済的重要性が増す


ドイツを訪れたヨーロッパから旅行者は、2014年に254億ユーロを支出。これにはドイツ滞在中および往復旅行中の交通、宿泊、食事、買い物等すべての旅行支出が含まれている。これによりインカミングが生み出す経済価値は、さらに2.4%高まった。

情報提供:ドイツ観光局

画像・動画:(C) visitBerlin/ SpreePIX Media


(写真はイメージです)

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