「第17回ドイツ旅行展」でセミナーとワークショップを開催

2015年06月12日 掲載

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第17回ドイツ旅行展の出展者

「第17回ドイツ旅行展」へはドイツ各地から23の企業や団体が出展した (画像提供:ドイツ観光局)



ドイツ観光局はこの程、2年に1度の「ドイツ旅行展」を東京と大阪で開催し、業界向けにセミナー(東京会場のみ)とワークショップを行った。第17回目となる今年は、ドイツ各地の観光局や観光関連企業など、合計で23の団体が出展。うちエアベルリンとドイツ鉄道は今回が初めて、またリューデスハイム観光局は10年ぶりの出展となった。

東京会場の初日にはプレス向けに発表会が催され、冒頭のドイツ観光局アジア・オーストラリア地区統括局長であるレイカート・ケッテルハーケ氏の挨拶に続き、同氏より出展者の紹介が、その後ディレクター・マーケティングの西山晃氏より、マーケットの動向やドイツ観光局の2015年の軸となるイヤーテーマ「ドイツの伝統と風習」や「ドイツ再統一25周年」などについての発表が行われた。

また、プレゼンテーションでは同じく今年のイヤーテーマである「ドイツの観光街道」や、父子で活躍したドイツの宗教画家「ルーカス・クラナッハ(子)の生誕500年」についても触れ、これらに関連した多様性に富んだ注目イベントも紹介された。
今回の旅行展には、ドイツを代表する観光街道から「ロマンチック街道」「ドイツ・メルヘン街道」「ゲーテ街道(東京のみ)」も出展があった。

「観光街道キャンペーン」については、その柱となる国際フォトコンテストの開催が紹介された。これは、同局が拠点を置く27ヶ国より述べ48人のジャーナリストを招き、外国人の目線で観光街道の魅力を探ってもらうもので、そのプロモーションの対象となる観光街道は、国内に16ある連邦州と共同で16本を選定するという。フォトコンテストに出品される各街道の観光ハイライトを、観光街道キャンペーンの基盤にしたい考えだ。

また、ドイツ観光局では「統一の魅力」を、オンラインでもアピールしている。「私のドイツ夏休暇 – 壁崩壊から25年」と銘打ったサマーキャンペーンでは、ドイツ観光で撮影されたベストショットにハッシュタグ「#germany25reunified」を付けてアップロードするよう勧めた結果、世界各地からテーマに沿った4,000余りの画像が寄せられ、ソーシャルメディア・プラットフォームにおいてファンの数を増やしている。

さらにドイツ観光局では、キャンペーン・ソーシャルウォール(germany.travel/joingermantradition)を立ち上げ、契約した旅ブロガーに旅行者目線の魅力を配信してもらうなど、ブロガー向けの観光プロモーションにも積極的に取り込んでいく方針だ。


2015年の下半期に予定されている注目イベント (一部抜粋)

◆ ライプツィヒ「光の祭典」(毎年10月9日) ◆ ベルリン「統一記念フェスティバル」(毎年10月3日) ◆ ベルリン「ニューイヤーカウントダウン」(毎年12月31日) ◆ ハーメルン「ハーメルンの笛吹き野外劇」(2015年9月13日まで) ◆ ドレスデン「カナレット・シティフェスティバル」(毎年8月) ◆ リューデスハイムなど「ラインの火祭」(毎年5~9月) ◆ ザールラントの「国際グルメマーケット」(2015年11月13~15日) ◆ ノイシュタット「ドイツワイン収穫祭」(2015年10月1~12日) ◆ ワイマール「たまねぎ市」(2015年10月9~11日) ◆ ブレーメン「フライマルクト」(2015年10月16日~11月1日)など


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