シューマン結婚175周年の「シューマン・フェスティバル・ウィーク」

2015年08月17日 掲載

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SCHUMANN HOUSE

1844年にドレスデンへ移り住むまで、ロベルトとクララが幸せに満ちた日々を過ごしたライプツィヒの家



今年は、19世紀のドイツで最もロマンティックなカップル、ロベルト・シューマンとクララ・シューマンの結婚175周年にあたる。
この二人が暮らしたライプツィヒでは毎年、「シューマン・フェスティバル・ウィーク」が行われているが、今年は彼らの結婚175周年を祝し、結婚記念日の9月12日と、クララの誕生日である9月13日を挟み、9月5日から13日まで開催される。

今年はアニバーサーリー・エディションとして特別プログラムが用意され、シューマンのピアノ曲の演奏に定評のあるトビアス・コッホ(Tobias Koch)や、ロベルト・シューマン国際コンクールで第1位各受賞したシューマン・アンネ=テレーザ・メラー(Anne-Theresa Møller)、アメリカを拠点に活躍するドーヴァー・カルテット(Dover Quartet)や、デヴィッド・オルロフスキー・トリオ(David Orlowsky Trio)などの出演が予定されている。

会場となるライプツィヒのシューマン旧宅は、ロベルトとクララの二人が近郊のシェーネフェルト教会で式を挙げ、翌日から暮らし始めた家。長女のマリーと次女のエリーゼも、ここで産声を上げた。また、ロベルトは作曲家としての社会的評価を確かなものとし、クララも時代を代表する名ピアニストとしての技巧を、この時期に完成させたと言われている。
現在は、2人の生涯と作品をテーマとする音楽史の重要な1ページを紹介する、ロベルト&クララ・シューマン協会が管理する博物館となっている。

なお、イベント・コンサートのチケットは、オンラインで販売されている。詳細は、以下のウェブサイトを参照。

Schumann-Festwoche 2015

開催日

2015年9月5~13日

会場

シューマン旧宅(ライプツィヒ)

ウェブサイト

http://www.schumann-verein.de/schumann-festwoche.html

情報提供:ライプツィヒ観光局

画像・動画:当編集部撮影


(写真はイメージです)

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