「ベートーヴェン生誕250周年」 独WDR などで記念コンサートを無料放映
2020年12月に250回目の誕生日を迎えたドイツを代表する作曲家ルートヴィヒ・ファン・ベートーヴェン。ドイツではこの記念すべき年を大々的に祝い、12月17日にドイツ各地でクライマックスを迎える予定となっていたが、新型コロナウィルスの感染拡大により「ベートーヴェン生誕250周年」の祝賀イベントは、2021年9月まで延長されることとなった。
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そうした中、ドイツ全土の関連イベントを取り仕切る「ベートーヴェン記念行事 有限会社」が、2020年12月16日と17日の2日間にわたり、テレビとストリーミングによる一大プロジェクトを実施すると発表した。
■ 2020年12月16日 「ベートーヴェンナイト」
ベートーヴェンオーケストラ・ボンの首席指揮者でもあるディルク・カフタン音楽監督と著名な客員演奏家が、ベートーヴェンの250回目の誕生日にあたる12月16日にその音楽を奏でながら、その意味を伝るとともに誕生日を祝う。
その様子は「MagentaMusik 360」と「MagentaTV」「BTHVN2020」 にて、現地時間16日の20時30分よりストリーミング配信（無料）。さらに「WDR3」で20時4分よりラジオ放送も予定されている。
■ 2020年12月17日 「ベートーヴェン生誕250周年 記念コンサート」
リニューアルされたウエスト・イースタン・ディヴァン管弦楽団を率いる伝説のピアニストで指揮者のダニエル・バレンボイム氏が、ベートーヴェンの「ピアノ協奏曲第3番」と、《運命》で知られる「交響曲第5番」を上演する。
その様子は、現地時間17日の20時15分より「3sat」「EBU」「WDR3」「ARD」および「EBU Radio」で無料放送。オンラインストリーミングは「WDR」「Deutsche Welle」、および提携メディアパートナーのプラットフォームから配信される。
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