ドイツ観光局、旅行業界再スタートに向けたプラットフォームに「ITB NOW 2021」を有効利用
未だ世界がコロナ禍から脱せない状況にある中、ドイツ局では今年バーチャルで開催される「ITB BERLIN NOW」を旅行業界再スタートに向けたプラットフォームと位置づけ、アフターコロナを見据え、ドイツのインバウンド回復戦略に的を絞ったプレゼンを精力的に展開する。
ドイツ観光局では、4日間のバーチャル見本市に出展することで、スピード感あるネットワーク構築はもとより、1対1あるいはグループでの対話が生まれていくと考え、観光の国ドイツと独自のイベントに関するプレゼンテーションに並び、パネル展示やパネルディスカッションで観光業の将来のあり方を議論する「ITB Berlin NOW Convention 2021でも、大きな存在感を示す、としている。
ドイツ観光局CEOのペトラ・へードルファー氏は、「コロナ禍で大変な今こそ、世界中の観光業界にとって重要なB2B市場のプラットフォーム『ITB NOW 2021』で、強い存在感を示すことは必要不可欠である」とし、同局は「地球規模での観光業界とドイツ観光のパートナーに対して、市場全体を網羅したキーアカウントを通じて最新の話題やコロナ禍からの回復戦略、さらには2021年のプロジェクトに関する情報・意見交換の場を提供している」とコメント。
さらに「一過性ではない、継続的な市場活動を約束することにより、ドイツで観光に携わるパートナーが業務を世界に広げる足がかりとなるプラットフォームを提供できる」としている。
【ITB NOW 2021】 ドイツ観光局(DZT)主要イベント
重要性を増す一方のインバウンド観光における持続性の意味
<パネリスト>
- マーティン・バラス(持続性のある観光目的地エクセレンス・イニシャティブ コーディネーター/ZENAT学術研究員/エバースヴァルデ持続性のある発展大学BRI)
- ビルギット・グラウフォーゲル(ザーラント州観光局CEO)
- スヴェン・エリック・ヒッツァー(ビオ自然国立公園ザクセン州レフーギウム・シュミルカCEO)
- オーラフ・シュリーパー(ドイツ観光局イノベーションマネージャー)
Informationsveranstaltung zum Thema „Wachsende Bedeutung von Nachhaltigkeit im Incoming-Tourismus“
開催日 | 2021年3月9日(火) |
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時間 | 12:00~12:30 |
9. バリアフリー観光の日
「ITB NOW」ズームイベントと並行して
9. Tag des barrierefreien Tourismus parallel zur ITB NOW, Zoom-Veranstaltung
開催日 | 2021年3月12日(金) |
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時間 | 10:20~15:35 |
参加申込み |
■ パネルディスカッション ■
D-A-CH 観光マーケットアウトルック
<パネリスト>
- Dr.マーティン・ローマン教授(NIT Insights for Tourism CEO)
- ペトラ・へードルファー(ドイツ観光局 CEO)
- Dr. ペトラ・シュトルバ(オーストリア政府観光局CEO)
- イェルク・クレープス(ドイツ・中欧・中央東スイス観光局長)
Paneldiskussion „D-A-CH Tourism Market Outlook“ auf dem ITB Future Track
開催日 | 2021年3月9日(火) |
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時間 | 16:30~16:55 |
仮想現実は観光地と観光アトラクションPRの助けになるのか?
<パネリスト>
- マテウシュ・ミルツィンスキー(LocalBini 株式会社CEO兼創業者)
- オーラフ・シュリーパー(ドイツ観光局イノベーションマネージャー)
Hilft Virtual Reality bei der Bewerbung von Destinationen und ihrer Attraktionen
開催日 | 2021年3月10日(水) |
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時間 | 17:00~17:20 |