コロナ後の旅先をお探しなら、新スポットとメモリアルイヤーが満載のドイツ・ザクセン州へ

2023年03月03日 掲載

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ヴォルフガング・ゲルトナー氏

およそ3年ぶりの来日を果たしたザクセン州観光局のヴォルフガング・ゲルトナー氏



ザクセン選帝侯領 600周年


2023年は、マイセン辺境伯フリードリヒ4世がザクセン選帝侯(フリードリヒ1世)となり、この地が「ザクセン」と呼ばれるようになってから600年という節目の年を迎える。

ドイツ東部に位置するザクセン州は、ドイツ連邦を構成する州の一つ。エルベ川の畔に広がるドレスデンはその州都で、18世紀にアウグスト強王の下で巨大な富を蓄えたザクセン王国の都でもあった。


Dresden am Abend

エルベ川越しに見た夕暮れのドレスデン旧市街
(C) ddpix.de (DML-BY)



第二次世界大戦終盤の大空襲で中心部の85%が破壊されたが、2022年に生誕300周年を迎えたヴェネツィア共和国の景観画家ベルナルド・ベロット(ベルナルド・カナレット)が18世紀にカメラ・オブスクラという光学装置を駆使して粒さに描いた絵画をもとに再建され、かつてのその美しい姿を取り戻した。数世紀を経た今も、街には芸術・文化の薫りが漂う。

その認知度の高まりとともに、ドレスデンの人気もうなぎ上り。先ごろブッキング・ドットコムが発表した「Traveller Review Awards 2023」では、ドレスデンは<世界で最もホスピタリティーが高い観光地>で第4位にランクインした。



コロナ禍にも新スポットが続々とオープン


この春、新型コロナウィルス感染症が5類に引き下げられることとなり、3年ぶりに本格的な海外旅行再開への期待が高まっている日本だが、ドイツでは2022年6月11日に防疫を目的とした入国制限が撤廃され、すべての国と地位から観光目的での入国が認められてる。

今回来日したザクセン州観光局 マーケティング部長のヴォルフガング・ゲルトナー氏の発表によると、ドレスデンではコロナ禍においても新スポットを続々とオープン。来るべき観光再開に備え、世界中からの観光客を迎え入れる準備を進めていた。


ディングリンガー作「ムガール帝国皇帝アウンラング・ゼブの宮廷」

緑の丸天井に展示されている「ムガール帝国皇帝アウンラング・ゼブの宮廷」
(c) Tourismus Marketing Gesellschaft Sachsen mbH



その中でも最も注目したいのが「ドレスデン王宮」。ここは世界で初めて一般公開された宝物館「緑の丸天井」があることで知られているが、この宝物館は今年300周年を迎える。

2019年11月、ここにコレクションされていた装飾品類が盗難被害に遭う、という衝撃的なニュースが日本でも報道されたが、ゲルトナー氏によると盗難品のほとんどを取り戻すことができたという。

この王宮にはまた、2019年9月に「大広間」が公開されたほか、2021年8月には「銃器ギャラリー」が再建された。ルネサンス様式の長い回廊にあるギャラリーには、観賞用に作り変えられたアウクスト2世の銃が展示されている。


銃器ギャラリー

城内の長い回廊にある「銃器ギャラリー」
(c) Tourismus Marketing Gesellschaft Sachsen mbH




2020年2月には、世界有数のコレクションを誇る「アルテマイスター絵画館」も再オープンをした。ドレスデンで最も有名な城「ツヴィンガー城」の一角にあるこの絵画館は、ルネサンスの巨匠ラファエロ・サンティの《システィーナの聖母》や、現存する作品はわずか35点といわれるフェルメール作品のうち《取り持ち女》と《窓辺で手紙を読む女》の2点を収蔵していることでも有名だ。



新アトラクション「ドレスデン・エクスペリエンス」
配信元:Schlösserland Sachsen/YouTube




2019年11月にはまた、ゲーテが「ヨーロッパのバルコニー」と呼んだエルベ川沿いの「ブリュールのテラス」下に、マルチメディアを駆使し、時空を越えた旅が体験できる新アトラクション「ドレスデン・エクスペリエンス」がオープンしている。


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