ドイツ観光局サステイナブルツーリズムメディアアワード2024 受賞者発表!

2024年12月12日 掲載

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© DZT / Jens Wegener




ドイツ観光局 日本支局が主催する「サステイナブルツーリズムメディアアワード」は、世界中で関心が高まっている「持続可能な観光」をテーマに掲げたメディア・アワード。

第1回となる2023年は、ドイツの持続可能な観光をテーマに取り上げた「記事」を焦点にコンテスト形式で選定が行われたが、今年はその対象を筆者とし、2024年にドイツ観光局のプレスツアーへ参加したジャーナリスト、もしくはドイツ観光局の協力を得て独自でドイツを取材したジャーナリストが対象で、その中から「ドイツへの持続可能な観光の啓蒙に最も貢献したジャーナリスト」を表彰した。

式典の冒頭で挨拶をした駐日ドイツ連邦共和国のマーティン・フート主席公使は、「持続可能な観光は単なる流行語ではなく、未来のための不可欠な取り組み」とその重要性を強調し、集まった業界・メディア関係者に向け、継続したドイツへの持続可能な観光の啓蒙活動への協力を呼びかけた。



DZT Sustainable Award 2024_3

駐日ドイツ連邦共和国大使館マーティン・フート主席公使




審査は、外部から招いた追手門学院大学地域創造学部地域創造学科教授の岡田美奈子氏と、航空新聞社編集統括の石原義郎氏の2名に、ドイツ観光局アジア地区統括局長兼日本支局長の西山晃氏を加えた計3名で実施。

サステイナブルの3つの視点である「地元の伝統文化や風習を後世に残すもの。また、人と人のふれあいを大事にし、相互理解を深めるもの」「文化継承や自然保護といった一見非経済的と思われる取り組みにおいて、特に経済的に劣勢になりやすい田舎や過疎地域において『儲かる仕組み』の実現に寄与するもの」「自然保護、環境保全、環境に負荷をなるべくかけない方法で観光を促進するもの」を踏まえ、「正確性」「客観性」「構造性」「独自性」「共感度」の評価基準で対象となった記事を評価。ジャーナリスト単位で総合評価した。

設定された賞は「グランプリ」「準グランプリ」「審査員特別賞」の3つ。各賞の受賞者および評価ポイントは、以下の通り。



グランプリ 鈴木博美さん


独自の視点や独自のストーリー性で、シリーズ記事として紹介した点を高く評価。さらに質の高い文章構成を通じて、ドイツのどこを切り取ってもサステイナブルな体験が可能であることが、多くの記事で露出されていた。

[掲載媒体]  『JALスカイワード』2024年9月号
        FRaU SDGs監修のオンライン媒体『Do Well by Doing Good』など



DZT Sustainable Award 2024_2

(左から)マーティン・フート主席公使、岡田美奈子氏(追手門学院大学 地域創造学部教授)、鈴木博美さん(グランプリ受賞者)、石原義郎氏(航空新聞社)、西山晃氏(ドイツ観光局)




準グランプリ 坪井由美子さん


評価基準である「正確性」「客観性」「構造性」「独自性」「共感度」が、全体を通じてバランスよくまとめられていた。また、記事を読んでいて共感を呼び起こす部分が多く、ドイツではあらゆる部分でサステイナビリティのストーリーをしっかりと感じ取ることができる、ということが非常に良く伝わった。読者に対する共感性が高い点も評価ポイントとなった。

[掲載媒体] サライ.jp



審査員特別賞 シュピッツナーゲル典子さん


常に安定し、ブレのない高い文章力で2年連続の受賞。高評価ポイントとして、特に読み手に共感してもらう文章力で審査員の意見が一致した。さらに今年は、日本ではまだ知られていない、奥深い魅力を持つデスティネーションに焦点を当てた記事を執筆。圧倒的な拡散力を誇る媒体で紹介したことも評価ポイントとして加味された。

[掲載媒体] Signpost など


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