ドイツ観光局のゲームアプリ『Grimm’s Quest』が「レッド・ドット・デザイン賞」を受賞

2025年08月28日 掲載

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「レッド・ドット・デザイン賞」は、世界中の企業、デザインスタジオ、広告代理店から寄せられた多数の応募の中から、国際的なレッド・ドット審査員団が優れたデザイン性のある制作物に贈るデザイン賞。その「レッド・ドット・デザイン賞」のブランド&コミュニケーション・デザイン部門においてデザイン・ソリューションを受賞した『Grimm’s Quest』は、ドイツ観光局が2025年キャンペーンテーマとなっている「ドイツ・メルヘン街道50周年」の一環として開発した。



DE2508 Grimms Quest

レッド・ドット・デザイン賞を受賞した「Grimm's Quest」
© DZT/SHANGHAI.BERLIN




この『Grimm’s Quest』は、グリム童話の中でも特に有名な『赤ずきん』『かえるの王さま』『ラプンツェル』『白雪姫』『ヘンゼルとグレーテル』の5作品をデジタル・ミニゲームとして展開し、世界各国の潜在的なドイツ旅行者が童話の世界を情感豊かに、かつインタラクティブに探索できるよう設計されている。
特別に制作された紙模型風の3Dキャラクターが、イラストマップ上でプレイヤーを案内。物語に関連したテーマ別旅行情報を提供しているのも特徴となっている。

今回の受賞を受け、ドイツ観光局のペトラ・ヘードルファーCEOは、『デジタルソリューションは、当局のグローバルマーケティング戦略において中心的な役割を担っており、新たなターゲット層に向け私たちはアプローチし、ドイツ旅行への関心と意欲を高めることができます。こうしたインタラクティブなゲームアプリケーションに加え、ユネスコ世界遺産関連の新アプリをはじめとするバーチャルリアリティやミックスドリアリティの活用も進めており、世界的に広がるゲーミフィケーションの潮流は、メルヘン街道のような観光資源をゲーム愛好層に魅力的に発信し、私たちのリーチを拡大する大きなチャンスとなっています』と述べている。

なお、本アプリは主要なSNS(Facebook、YouTube、Instagram、TikTokなど)でプロモーションを展開するとともに、QRコードを活用したクロスメディアを展開することで、今年誕生から50周年を迎えた「メルヘン街道」や公式サイトへのシームレスな誘導を実現している。

『Grimm’s Quest』は、日本語を含む6ヶ国語に対応。アプリの入手せずとも、専用ウェブサイト上で手軽に楽しめるのも大きな魅力だ。


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