世界最古のクリスマスマーケットに行こう!
東京、大阪、そして札幌で開催されるようになり、日本でもすっかりお馴染みになった「クリスマス・マーケット」。
欧州でもこの時期、各地でクリスマス・マーケットが催されてるようになりましたが、その発祥となったのはドイツ・ザクセン州にあるドレスデンだということをご存じでしょうか。そう、ドレスデンはまさに“クリマの聖地”と言えるでしょう。
ドイツでは一般的にクリスマス・マーケットを「ヴァイナハツ・マルクト(Weihnachtsmarkt)」と呼びますが、クリスマス・マーケット発祥の地であるドレスデンではその呼び名にもこだわりがあり、「シュトリーツェルマルクト」という名で親しまれています。
これは町の名物である「クリストシュトレン」の原型とされる細長いパンケーキ「シュトリーツェル(Striezel)」を冠したもので、ドレスデンだけが使える呼び名なのです。
この「シュトリーツェルマルクト」の歴史は1434年にまで遡り、「世界一有名」と言われるニュルンベルクや、「世界最大」とのシュトゥットガルトと共に「世界最古」として世界の三大クリスマス・マーケットの一つに数えられています。
ドレスデンでは今年で578回目となる「シュトリーツェルマルクト」以外にも、中世のクリスマスマーケットなども開催されています。また、このシュトリーツェルマルクトでは開催期間中の毎日、夕方4時になるとサンタクロースがやって来て、子供たちに小さなクリスマス・プレゼントをくれるのだとか。この時期にドレスデンを訪れるなら、やはりクリスマス・マーケット巡りは絶対に外せませんね。
Dresdner Striezelmarkt 2014
開催日 |
2014年11月27日~12月24日 |
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時間 |
10:00~20:00 (金・土のみ ~21:00) |
ウェブサイト |