くるみ割りの故郷で、バレエ「くるみ割り人形」を観る!
さて、“くるみ割り人形”がドレスデン郊外の小さな村、ザイフェンで生まれたというお話はしましたが、やはりこのアドヴェントの時期にドレスデンに行くなら、観ておきたいのがバレエ「くるみ割り人形(Der Nussknacker)」でしょう。
ドレスデンのシンボルのひとつ、ゼンパーオーパーでそのバレエは楽しむことができます。
このゼンパーオーパーは、1816年に建設された欧州屈指のオペラハウス。正式名称は「ザクセン州立歌劇場」ですが、設計者ゼンパーの名を冠したこの呼び名で市民に親しまれています。この歌劇場のバレエ団で、日本人ダンサーの竹島由美子さんがプリンシパルとして活躍していることでご存知の方もいらっしゃることでしょう。
このバレエ団の「くるみ割り人形」は、ジョン・ノイマイヤー版。日本で頻繁に演じられる一般的なプティパ・イワノフ版とは異なり、振りやストーリーの筋、登場人物などに独特のアレンジがなされています。
皆さんもドレスアップして劇場を訪れ、くるみ割りの故郷でドロッセルマイヤーに導かれて、主人公マリーとともに不思議な夢の世界へと迷い込んでみませんか?
Die Semperoper Dresden
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(動画はイメージです)
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