ブダペストの「ゲッレールトの丘」改修工事 2023年春の完成予定

2022年03月31日 掲載

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2021年11月19日に一般社団法人 夜景観光コンベンション・ビューローが主催した「世界夜景サミット in 長崎」で、「世界夜景遺産」に認定登録されたハンガリーの「ゲッレールトの丘」。ここはハンガリーの首都ブダペストにあるブダ王宮、マーチャーシュ教会、ドナウ川に架かるくさり橋とマルギット橋、国会議事堂と聖イシュトヴァーン大聖堂などブダ地区とペスト地区を見渡す絶景ポイントで、暮れなずむ時間から夜のとばりが下りるまで見飽きない光景が広がっている。


世界夜景サミット in 長崎 2021

2021年11月19日に出島メッセ長崎において行われた「世界夜景サミット in 長崎」
(画像提供:一般社団法人 夜景観光コンベンション・ビューロー)



この丘には下の写真のような要塞があるが、170年の時を経て老朽化が進んでいることから、2023年春完成を目途に現在修復工事が行われている。

今回の修復工事では、アクセス性を改善するとともに、博物館と庭園が新設され、博物館の屋上テラスからは従来より広い視野の絶景を望む、まさに「世界夜景遺産」にふさわしい展望台が誕生する。


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画像提供:ハンガリー観光庁



「ゲッレールトの丘」は、何世紀にもわる歴史的な場所で、古くは古代ローマ時代にまで遡る。
当時はローマ軍の要塞があったが、ハンガリー王国時代には礼拝堂が創建され、19世紀の初めには天文台も建設。1849年には、ブダをオーストリアの侵略から守るための要塞として使用された。

一方、1848年の革命後に軍事基地とすることが決められたものの、建設された要塞は第二次世界大戦の終わりにソ連がブダペストに侵攻するまで使われることはなかった。

情報提供:ハンガリー観光庁


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