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ミラノを拠点に鉄道で巡る小さな町&アウトレットショッピング
2014年10月31日 掲載
2015年に万博が開催されるミラノ。そこで、今回はミラノを拠点にして、日帰りで古都を訪れる鉄道の旅を紹介しよう。
この行程ではミラノに6泊して、ミラノ市内散策はもちろん、ミラノのシック・アウトレットショッピングモールでショッピングも楽しむ。また、ミラノを拠点にローカル列車でマントヴァ、クレモナ、ベルガモといった古都を訪れるほか、高速列車でヴェネツィアまで足を延ばす。
旅程 (提供:Rail Europe Japan)
日 | スケジュール | 宿泊都市 |
1日目 | 日本から、ヨーロッパの都市を経由してミラノへ 着後、ホテルへ移動 | ミラノ泊 |
2日目 | 終日、ミラノ市内散策 | ミラノ泊 |
3日目 | 朝、ミラノ中央駅からローカル列車でマントヴァへ(約1時間50分所要) 市内散策を終え、ヴァイオリンの町クレモナへ(約38分) クレモナ市内散策後、ミラノへ戻る(約1時間10分~2時間2分) | ミラノ泊 |
4日目 | 午前中、ミラノ中央駅からローカル列車で、中世の町ベルガモへ(約48分所要) | ミラノ泊 |
5日目 | 終日、ショッピングモール「フィデンツァ・ヴィレッジ」へ (ミラノから専用バスの運行あり) | ミラノ泊 |
6日目 | 朝、ミラノ中央駅から高速列車でヴェネツィアへ
(フレッチャビアンカ利用/約2時間35分所要) | ミラノ泊 |
7日目 | ミラノからヨーロッパの都市を経由し、帰国の途に | 機内泊 |
8日目 | 日本着 | - |
旅のポイント
ミラノ・マルペンサ国際空港には鉄道駅が併設されている。ターミナル1の到着ロビー(1階)にある鉄道駅からマルペンサ・エクスプレスに乗って市街地へ(ミラノ中央駅、ミラノ・ポルタ・ガリバルディ駅、ミラノ・カルドナ駅に停車)。
ミラノ・カルドナ駅へは直行便も運行され、約29~36分所要。また、ミラノ・リナーテ空港からはシャトルバスまたは市バスで市街地へと移動も可能。
ミラノ郊外にあるシック・アウトレットショッピング「フィデンツァ・ヴィレッジ」へは、ミラノ中心街から毎日、専用のショッピングエクスプレスバスが運行。
三方を湖に囲まれたマントヴァは芸術の町。街の中心部は駅の東側にあり、観光案内所のあるエルべ広場までは徒歩約10分。マントヴァでは、かつて統治していたゴンザガ家の宮殿であったドゥカーレ宮殿をはじめ、バロック式の聖堂サンタンドレア大聖堂などを巡ろう!
歴史を感じる黄色の壁の外観が印象的なクレモナ駅は、町の北側外れに位置している。駅前のパレストロ通りを南へと歩いて約20分で、町の中心部コムーネ広場。クレモナは16~18世紀に名器ストラディバリらを排出し、今も数々のヴァイオリン工房が町に点在している。ヴァイオリンの町クレモナへは、マントヴァ駅からローカル列車で約38分。
クレモナ駅からミラノ中央駅へは、乗車する列車により所要時間が異なるが、速い便であれば1時間10分ほどかかる。
ベルガモ駅からは路線バス(1番、1/A)で、終点のベルガモ・アルタへ。丘の上に佇む美しい町並みのベルガモ・アルタは、細い路地とルネッサンス期に建てられた建物が当時の雰囲気を今に伝え、散策していて気持ちが良い。
また、ヴェッキア広場にあるラジョーネ宮殿(旧市庁舎)、ドゥオーモ広場にあるドゥオーモ、サンタ・マリア・マッジョーレ教会とコッレオーニ礼拝堂など見どころ満載である。丘の下に広がる地区はベルガモ・バッサと呼ばれている。
ベルガモへ行ったら、とうもろこしの粉で作られた「ポレンタ」を食するのもお忘れなく!ベルガモへは、ミラノ中央駅からローカル列車で約48分。
ミラノからヴェネツィアへは、トレンイタリアの高速列車フレッチャ・シリーズの一つ「フレッチャビアンカ」に乗って約2時間35分。同高速列車は、ヴェネツィア・サンタルチア駅に到着。駅の前に、水上バス「ヴォパレット」の乗り場がある。
情報提供:レイルヨーロッパジャパン
(写真はイメージです)
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