世界初!「ルーベンス 家族の肖像画」展
アントワープで活躍した画家ピーテル・パウル・ルーベンスの企画展がこの春、同市にあるルーベンスが自宅兼アトリエとして使っていた「ルーベンスの家」で開催される。
ルーベンスが描いた作品の中で、恐らく画家が最も心を込めて描いた作品が愛する家族の肖像であろう。肖像画をあまり残していないルーベンスだが、本企画展で公開される作品を目にすれば、画家がこのジャンルにおいても当代きっての天才であったと感じられるに違いない。商業的な注文とは別に、ルーベンスが気の向くまま愛情を込めて描いた肖像画と自画像も、現在ミュージアムとして公開されているこの「ルーベンスの家」で観ることができる。また、これらの作品はルーベンスが存命中、手元に置いていたもの。死後、こうした形で再び一堂に会し、一般に公開されるのは初めてとなる。
出展される50点の油絵及び素描は、ウィーンにあるリヒテンシュタイン美術館、パリのルーヴル美術館、ロンドンの大英博物館、フィレンツェのウフィッツィ美術館、サンクトペテルブルクのエルミタージュ美術館、英女王エリザベス2世のコレクションなど、世界の名だたるコレクションから集めらている。
Rubens privé. De meester portretteert zijn familie
会期 |
2015年3月28日~6月28日 |
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休館日 |
月曜、5/1、5/14 |
場所 |
ルーベンスの家 |
ウェブサイト |
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