【レンブラント没後350年】アムステルダムで特別展開催
オランダでは2020年にかけて「レンブラント没後350年」を記念した特別展が開催される。成功と没落、ドラマチックな人生をおくったレンブラントゆかりの地を訪ねるにも絶好のチャンスでもある。アムステルダムで開催が予定されている主な特別展は以下の通り。
アムステルダムで開催される特別展
アムステルダム国立美術館のレンブラント
世界最大のレンブラント作品を所蔵するアムステルダム国立美術館にある全レンブラント作品(絵画22点、素描60点、版画300点)を展示し、レンブラントを様々な角度で紹介する。レンブラントの驚異的なテクニックはもちろん、レンブラントが見た日々の情景など、素のレンブラントを垣間見る機会でもある。また、約400点にのぼる作品が一度に観られるのは、同展が初めてとなる。
Alle Rembrandts
会期 | 2019年2月15日~6月10日 |
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場所 | アムステルダム国立美術館 |
ウェブサイト |
レンブラントとベラスケス
リアリズムと宗教をもとに類まれなる作品を生み出したオランダとスペインの巨匠、レンブラントとベラスケスの作品を展示。プラド美術館とアムステルダム国立美術館のコラボレーションによるもので、ベラスケス、レンブラント、ムリーリョ、フェルメール、スルバラン、フランス・ハルス、リベーラの傑作が一堂に会し、美の競演を繰り広げる。
Rembrandt-Velázquez. Nederlandse en Spaanse Meesters
会期 | 2019年10月11日~2020年1月19日 |
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場所 | アムステルダム国立美術館 |
ウェブサイト |
レンブラントのソーシャルネットワーク
アムステルダムで成功を収めたレンブラントが、1639年から破産するまでの約20年暮した「レンブラントハウス」で開催される特別展。若きレンブラントの友人であったヤン・リーフェンス、芸術鑑定家のヤン・シックス、苦境の中の友アブラハム・フランセン、芸術仲間のルーラント・ローホマン、そして妻の実家アイレンブルフ家など、これまでほとんど公開されてこなかった作品も展示し、彼らがレンブラントの人生や画業に果たした役割を紹介する。
Rembrandt’s Social Network – Familie, vrienden en relaties
会期 | 2019年2月1日~5月19日 |
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場所 | レンブラントの家 |
ウェブサイト |