ボイマンス・ファン・ベーニンゲン美術館(ロッテルダム)に新たなアートデポがオープン!
このほど「ボイマンス・ファン・ベーニンゲン美術館」に、1664ものミラーで壁面が覆われたアートデポが新設された。建築は、「マルクトハル」のデザインでも知られる、ウィニー・マース率いるMVRDV建築事務所が手掛けた。
この建物は、アート作品の収蔵と展示を目的とする施設で、キュレーターによる作品だけでなく、美術館の全作品を鑑賞できる世界初のアートデポで、美術館と異なる点は、作品の展示がなく、15万点以上の作品を自由に、またはガイド付きで鑑賞できること。また、保全や修復作業、調査研究などの舞台裏を覗くこともできる。
「マルクトハル」 「ロッテルダム中央駅」 「デ・ロッテルダム」 「ファン・ネレファブリーク」といったユニークな建築が点在するオランダのロッテルダムは、建築好きにはたまらない街。今、それらを効率よく巡る「建築ツアー」が話題となっている。
ロッテルダム・ツアーズが催行するガイドツアーでは、新たに開発された地区から第二次世界大戦中にドイツ軍の砲撃跡の混沌とした建築スタイルまで紹介している。焼け野原となった街を復興するため、ロッテルダムが出した答えは、まさに<イノベーション>そのものとなっている。
Depot Boijmans Van Beuningen
URL |
---|