ポルトガルから星付きシェフが来日 都内で食の交流イベントを開催 ~ The Art of Tasting Portugal
What is Art? Portugal is Art.
(配信元:Visit Portugal/YouTube)
ポルトガル政府観光局(Visit Portugal)が支援する「The Art of Tasting Portugal」は、ポルトガルを世界的な美食デスティネーションとしての認知向上を目指し、2025年4月に始動したプロジェクト。とりわけ旅行先選びにおいて「美食」が重要なモチベーションとなる日本において「ポルトガルの食」の魅力と存在感の強化を目的としている。
2025年に日本で予定されている、この特別なガストロノミーイベントは全7回。9月と10月にもポルトガルから4人のシェフを迎え、日本各地で開催を予定。本イベントでは、日本とポルトガルとの間で織りなす伝統と革新、そして最高の食材による洗練された美食体験を提供する。
先ごろ開催された第4回目のイベントでは、リスボンのミシュラン2つ星レストラン「Alma」のポルトガルを代表するポルトガル人シェフのエンリケ・サ・ペソア氏と、東京の名店「鮨m」の大森嗣夫氏と松澤俊介氏の3シェフが共演。鮨、メインディッシュ、デザートまで多彩なメニューを展開。上質な空間で、国境を越えた、一夜限りの美食の対話を実現した。

ポルトガルのスターシェフ、エンリケ・サ・ペソア氏は、自身の故郷であるオエイラス、そして日本に敬意を表したメニューを披露し、両国の伝統的な食文化の融合を現代的かつ洗練されたアプローチで表現した。
米・ペンシルベニア州で最高の料理学校「JNAインスティテュートオブクリナリーアーツ」で学んだサ・ペソア氏は、ロンドンの「パークレーンホテル」や、シドニーのホテルでキャリアを積んだ後、ポルトガルに戻り「ホテル ラパ パレス」「Xarope」「ラ ヴィラ」「バイロ アルト ホテル」「レストラン フロレス」など、数々の名店で研鑽を重ね2009年、リスボンに自らのレストラン「ALMA」を開業した。
「Alma」は、2016年にミシュラン1ッ星、2018年以降は2ッ星を獲得し、現代ポルトガル料理を代表するシェフとして、またアムステルダムやロンドン、マカオ、カイロやマイアミでも事業を展開し、国際的な存在感を高めている。
ALMA - Henrique Sá Pessoa
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