コペンハーゲン、お話の中のクリスマス
デンマークほど、ハッピーで煌びやかにクリスマスを祝うところはないだろう。
「素晴らしい!比類の美しさ!」有名な語り手、ハンス・クリスチャン・・アンダーソンが、コペンハーゲンでのクリスマスを見ていった言葉だ。
毎年12月になると、街は色とりどりのライトで彩られ、市長の家の前には巨大なクリスマスツリーが飾られる。スカンジナビアで一番大きいクリスマーケットもある。
コペンハーゲンのチボリガーデンは11月、12月にテーマパーク、クリスマスヴィレッジになる。氷の像、そりやポニーライドの他に、華やかなライトとクリスマスデコレーションが施され、70以上の出店がアートやお土産、伝統的な食べ物が並ぶ。
自然派の人には、手作りの自然に優しいお土産品や食べ物が嬉しい。
デンマークスタイルのクリスマスのご馳走といえば、アヒル、プルーンに芋、ハム、サーモンのマリネ、イワシ、それにチーズ。デザートにはチェリーソースを添えた、ライスプリンが出される。飲み物は、グロッグ、アクアビット(蒸留酒)、ビールなど。中には、クリスマス用に特別に作られたビールも味わえる。
ショッピングをするなら、ヨーロッパで一番長い“商店街”を無視はできない。
ストロイエは歩行者天国で、ロイヤルコペンハーゲンをはじめ、数々のハイソなお店がずらりと並ぶ。クリスマスプレゼントのショッピングはここで決まりだ!
ストロイエの西にある市役所広場もぜひ足を運んでみたい。毎年、クリスマスのために美しく飾られる。
寒さなんてへっちゃらという人には、コペンハーゲンの東にある野外博物館へ。ここでは200年のクリスマスの伝統を見ることができる。