9月にノルウェーの大型帆船「スターツロード・レムクル号」が横浜・那覇・石垣に寄港

2022年07月19日 掲載

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Statsraad Lehmkuhl

ノルウェーの大型帆船「スターツロード・レムクル号」
画像提供:ノルウェー大使館




◆ 官民が協力するSDGsへのコミットメント

2021年から2030年は、国連が定めた「持続可能な開発のための国連海洋科学の10年」に当たる。「ワン・オーシャン・エクスペディション」は、その取り組みの一環として、19ヶ月をかけて地球を一周する航海のこと。

ノルウェー政府やユネスコ、ユニセフ、ノルウェー国内外の大学や海洋研究機関などが協力するとともに、多くの商業パートナーが直接的な資金提供や現物支給、あるいは特定の区間の協力にあたるパートナーとして参加している大規模なプロジェクトで、海洋における持続可能な開発目標(SDGs)への共通のコミットメントの表われでもある。

今秋、日本に寄港が発表されたノルウェーの大型帆船「スターツロード・レムクル号」には、ノルウェー、日本、太平洋諸国、その他数ヶ国の乗組員と研究者が乗船し、パラオから日本海域を目指す。船には十分な研究設備が備わっており、航海を通じて若者、 科学者、国際的なリーダーが協力するとともに、教育、科学、技術などの分野で、海に関する新しい知識を構築していく。



Statsraad Lehmkuhl

画像提供:ノルウェー大使館




◆「スターツロード・レムクル号」日本でのスケジュール

2022年9月12日から15日まで横浜港(横浜ハンマーヘッド)滞在中は、SDGsのテーマに沿って海洋科学への関心を喚起するためのビジネス・学術セミナーなどを関係者向けに実施するほか、期間中の9月13日には一般向けにプレゼンテーションを行う「オープンシップ」も予定されている。その詳細は、2022年8月中旬に発表が予定されている。

「スターツロード・レムクル号」は、横浜港の他にも那覇や石垣にも寄港。各港の間の航行では、リーダーシップやサステナビリティに関するセミナーや、講座のために企業や学術機関が船をチャーターする。日本滞在を終えた後は、石垣を出港し、フィリピンの首都マニラへと向かう。

Statsraad Lehmkuhl

日本停泊

〔横浜港〕2022年9月12~15日 〔那覇港〕2022年9月24~28日
〔石垣港〕2022年10月1~7日

URL

https://lehmkuhl.no/en/


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