2014年はエル・グレコ没後400周年
エル・ゴレコ没後400周年を記念し、今年スペインでは様々なイベントが予定されている。
その皮切りとなるのが、トレドのサン・マルコス文化センターで開催される写真展「現代のトレド」。2013年に13人の有名写真家が、グレコが長く暮らしたトレドを撮影した写真が展示される。また、3月に開催される大展覧会「トレドのギリシャ人」は必見である。9月にサンタ・クルス美術館で予定されている「エル・グレコ、芸術と職業」展では、『聖衣剥奪』や『磔刑』など同じテーマの作品の異なるバージョンを比較することが可能。これは史上初の試みとなり、またエル・グレコ作の4組の十二使徒の絵も参集される。もちろん、エル・グレコ美術館のコレクションも通年鑑賞できる。
上記以外にも、スペイン国内ではマドリッドのプラド美術館や王立サン・フェルナンド美術アカデミーをはじめ、バリャドリード国立彫刻美術館でもエル・グレコ関連の展覧会が予定されている。
El Greco 2014
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