ビルバオで「ホックニーの肖像画展」開催中
ビルバオのグッゲンハイム美術館で、2018年2月25日までホックニーの肖像画展が開催。ホックニーの家族や友人、知人をモデルに、すべて同じ背景の前で、同じ椅子に座り、同じサイズで3日間で描かれた創造力溢れる作品が展示されている。
一連の肖像画は、全作品を一つの芸術的コーパスとして構想。また、ホックニーはロサンゼルスの芸術的シーンで活躍する人々や友人、家族、知人をモデルに描いている。カリフォルニア南部の輝く光の下、濃い青を背景に全員、同じ椅子に座っている。
これらの作品の基本的な要素は統一した上で、対象物の個々の違いを強調。キャンバスに現れた人物の性格が、一目で感じとれるようになっている。
同展ではまた、静物画1点も展示されている。これはモデルのひとりが予定通りに現れず、ホックニーが描きたいという欲求を抑えられずに、スタジオで見えた物を描いた作品だという。
David Hockney: 82 retratos y un bodegón
会期 |
2018年2月25日まで |
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会場 |
グッゲンハイム美術館(ビルバオ) |
ウェブサイト |
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