スペイン政府観光局、ターキッシュ エアラインズと「ビルバオ&ビスカヤ ワークショップ」を共催

2019年04月02日 掲載

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Bilbao_workshop

ワークショップには来日した現地の9組織が出展



独自の言語とルーツを持つスペイン北部のバスク地方は、その古い歴史や独特の文化で類い希な魅力を放つ地方である。近年は「美食の街サンセバスチャン」と合わせ、日本人ツーリストにも人気が高く、同国で最も勢いのあるデスティネーションといっても過言ではない。

そうした背景を受け、現地でも日本マーケットへの関心は非常に高く、ビスカヤ県およびビルバオ市から9つの団体・企業が同地の魅力をアピールするために来日。スペイン政府観光局は、日本とビルバオをイスタンブール経由で週4便体制で結んでいるターキッシュ エアラインズとともに、旅行業界とメディア関係者を集めたワークショップおよびプレゼンテーションを、都内のバスク料理店 ENEKO TOKYO にて開催した。


ビルバオとビスカヤの「必見スポット10」


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スペインでも類い希なデスティネーションとして人気急上昇のバスク地方



ワークショップに次いで行われたプレゼンテーションでは、「大西洋」「バスク」「ゲルニカ」「驚き」「生き生きとした街」を切り口に、ビルバオとビスカヤにある「必見スポット10」を紹介。見る物を圧倒する現代建築「グッゲンハイム美術館」、ドラマチックなバスクの情景「ガステルガチョ」、ユネスコ世界遺産「ビスカヤ橋」はもちろん、どこまでも広がる大自然「巡礼の道」、ビスケー湾沿いの情景「漁師街」、ユネスコ自然保護区「ウルダイバイ河口」、歴史とバスクの原点である「ゲルニカ」、伝統と革新が融合した「バスク料理」は、同地を訪れたら外せない見どころとなっている。

また、ビルバオからは世界中のグルメが注目する美食の街サンセバスチャンや、ワインの名産地バスクリオハへ1時間以内でアクセスできる他、何よりオープンマインドな地元の人たち「ビルバイーノ」は同地最大の魅力となっている。


日本からビルバオへはイスタンブール経由が快適


『もし世界が一つの国であれば、イスタンブールが首都となっただろう』というのは、かのナポレオン・ボナパルトの言葉。それを証明するかのように、トルコ上空を通過する世界航路は60%を占め、イスタンブールから中型旅客機でアクセスできる都市数は200超える。そのイスタンブールをハブとして、日本とバスク地方を快適なフライトで結んでいるのが、ターキッシュ エアラインズである。


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日本とバスク地方の玄関口ビルバオを週4便体制で結んでいるターキッシュ エアラインズ



同社がハブとするイスタンブール空港は、2019年4月6日に現在稼働しているイスタンブール・アタテュルク空港から、2018年秋に黒海側にオープンした世界最大級の規模を持つ新空港へ完全移転。2019年は同社の創立から85周年にあたることから、新空港への移転に伴いユニフォームも一新され、イタリアのオートクチュール・デザイナーのエトーレ・ピロッタがデザインした新ユニフォームで「芸術と文明のるつぼ、イスタンブールのひらめき」をアピールするのだという。

イスタンブールからビルバオは2019年3月現在、週4便体制での運航となっているが、ターキッシュ エアラインズでは対象国もしくは都市を発着し、イスタンブールで20時間上滞在する乗客にホテルを無料提供する新ストップオーバープログラム「よっ得!イスタンブール」を実施しており、このプログラムを利用すれば一度の旅でビスカヤとイスタンブールの双方がお得に楽しめる。


『ビルバオ街歩きガイドBOOK』を入手してビルバオの達人になろう!


こうした機会に、まだまだ知られざるビルバオの魅力を日本の人々に知ってもらおうと発行されたのが『ビルバオ街歩きガイドBOOK』だ。これは廣瀬花さんが翻訳とデザインを担当し、BAO Bilbal Ediciones が制作した、ビルバオ好きには堪らない1冊である。


Bilbao-Book

バスクの魅力を届ける『ビルバオ街歩きガイドBOOK』



本書は「ビルバオの文化と人々の生活が体感できる」ものとして、「美食体験」「アート」「建築」「ファッション」「自然」「スポーツ」「クアドリーリャ」をテーマに、バスクの文化や魅力を徹底解説。「市内中心部を巡るルート」「旧市街地とネルピオン川を巡るルート」「雨でもへっちゃらルート」「海沿いを巡るルート」「ビルバオ周辺の田舎町を巡るルート」のお勧め5ルートも紹介されている。

驚くことに本書は無料配布されており、スペイン政府観光局をはじめ、セルバンテス文化センター、代官山蔦屋書店の旅行フロア、レストラン「エネコ東京」「País Vasco」「Itsas eta Mendi」などで入手できる。バスクの魅力を余すことなく楽しみたいツーリストには最強の指南書である。


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