セルフィする伝説の「悪魔」と記念撮影?! 世界遺産セゴビアの旧市街に登場した新たなフォトスポット
セゴビアの旧市街にあるローマ水道橋(アクエドゥクト)は、約2000年の時を超えた美しい水道橋だ。全長16,220メートル、最長部の高さは28,10メートル。167個ものアーチを含めセメントなどの接着溶剤を一切使わずに、花崗岩ブロックの荷重バランスだけで建っている。
その機能は近代まで失うことはなく、何世紀にもわたりほとんど修復もなく、街に水を供給し続けてきたまさに偉業とも言える水道橋である。この水道橋は、景観にマッチした保存状態の良い偉大なローマ時代の遺跡として、1985年に世界遺産に登録された。
実は、このローマ水道橋は「悪魔」によって建てられたという伝説が残っており、水道橋からマジョール広場へと続くサン・ホアン通りにこのほど、伝説の「悪魔」の彫像が現れた。これは自らの偉業に満足している悪魔が、水道橋をバックにセルフィで写真を撮っている場面で、足元には橋の完成に必要だった最後の石が置かれている。
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