ターキッシュ エアラインズ『よっ得！イスタンブール』を発表
『よっ得！イスタンブール』サービス（英名：Stopover in Istanbul）は、イスタンブールをハブ空港とするトルコのフラッグキャリア「ターキッシュ エアラインズ」が、イスタンブールを経由するパキスタンからのストップオーバー客を対象に、2017年3月より試験的に導入した宿泊サービス。当初の旅行日程で、追加料金なしでイスタンブール観光が楽しめると利用客からの評価も高く、その対象範囲は6月にはロシアにまで拡大した。
ターキッシュ エアラインズ東京支社長 メフメット・アカイ氏
ターキッシュ エアラインズ東京支社の発表によると、利用客は導入後の半年で世界11ヶ国4,000名におよび、導入から1年8ヶ月を迎えた現在は26ヶ国21,000名に達しているという。これを受け、日本からの搭乗客に対しても本格的な運用が開始された。
『よっ得！イスタンブール』サービスとは
イスタンブールの魅力に触れる機会が得られる『よっ得！イスタンブール』は、同地をハブとするターキッシュ エアラインズが同社利用客の増加に加え、トルコのインバウンド観光促進への貢献を目的とした宿泊サービス。
本サービスの対象となるのは、日本を発着するターキッシュ エアラインズのフライトを往復利用し、さらにイスタンブールでの乗り継ぎに20時間以上を要するストップオーバー客で、エコノミークラスの利用客は、スルタンアフメトもしくはタクシム地区にある4ッ星ホテルに1泊、ビジネスクラスの搭乗客は5ッ星ホテルに2泊分のホテルバウチャーが無料で提供される。いずれも1泊に対し1回分の朝食が付いている。
ターキッシュ エアラインズでは、これまで同社を利用するトランジット客を対象に、乗り継ぎ時間を利用したイスタンブール観光「ツアー イスタンブール」といった様々なサービスを提供しているが、『よっ得！イスタンブール』を利用すればイスタンブールに追加料金なしで宿泊でき、東西文化が交差する魅惑的な街をさらに深く堪能できる。
2018年11月現在、本サービスは個人での渡航者がサービス対象となっているが、今後はツアーを催行する旅行会社の意見を取り入れながら、グループ客にも対応していきたいと、同社旅客営業部長の堀直美氏は語る。
ターキッシュ エアラインズ旅客営業部長の堀直美氏
利用方法は、ターキッシュ エアラインズの往復航空券を購入したら、本人もしくは旅行会社のスタッフがフォームに詳細を記入し、指定されたメールアドレスに送信するだけと至ってシンプル。申込みはホテル利用希望日の（イスタンブール到着）の3営業日前までとなっている。後日、担当部署よりホテル詳細が記載されたバウチャーがメールで送信されてくる。
本サービスに空港とホテル間の送迎は含まれていないが、早朝に到着する際はアーリーチェックインにも対応。また、サービスの適用はエコノミークラスが1泊、ビジネスクラスが2泊までとなるが、ホテルに空室があればターキッシュ エアラインズの特別価格で延泊も可能となっている。
この秋、世界最大級の新空港が開港し、観光・ビジネスの双方において飛躍的な増加が見込まれているイスタンブール。ターキッシュ エアラインズの『よっ得！イスタンブール』を利用して、活気あふれるイスタンブールを体験してみよう。
Stopover in Istanbul
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